ヒーローたちの意外なルーツを探る!

ヒーローたちの意外なルーツを探る!

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神様でもない限り、どんなに独創的なデザインにも必ず、モチーフの元となったヒントが存在する。そのヒントを神懸かり的に飛躍させるところが天才のなせる業なのだ。


何世代にもわたって愛されているヒーローも例外ではない。怪獣や怪人などは、動物や昆虫がモチーフになることが多いが、人智を超えた存在であるヒーローとなると、具象性が弱く、デザイナーとしても悩みどころだろう。


例えば『ウルトラマン』。世界で初めて“怪獣と戦う巨大宇宙人”という難題を課せられたデザイナーの成田亨氏の心境はいかがなものだったか。



ウルトラマンのデザインをするにあたって成田氏がよりどころにしたのが、当時、唯一宇宙人とコンタクトを取っていたといわれているアメリカのアマチュア天文学者、ジョージ・アダムスキー氏だったのではないか。



アダムスキー氏が会ったという金星人は、つなぎ目のない、体にフィットした服を着ており、男性と女性の区別がはっきりしない中性的な生物だったという。そして、まばゆいばかりの銀色の円盤内部のイメージ。それらが成田氏の脳内で発酵し、あの神秘的なデザインを生んだのかもしれない。



『スペクトルマン』のモチーフもちょっと変わっている。直線的なデザイン、中央の丸い突起が印象的なマスクは、人類の偉大な一歩に寄与した、アポロ月着陸船『イーグル号』であることは間違いないだろう。



当時の最先端テクノロジーをヒーローのデザインに取り入れようという試みだったのではないか。



この画像は1968年発行『週刊少年キング』(少年画報社/第51号)の表紙だ。顔の真ん中で赤と青色に塗り分け、黄色のラインの入った化粧をした未開の原住民。これこそが漫画家の石ノ森章太郎氏が『人造人間キカイダー』を生み出すためのイメージの源泉だったのかもしれない。



未来的デザインのキカイダーのモチーフが土着的な原住民だったとしたら、何とも愉快な話ではないか。



この画像は『ゴジラ』の画像の一部を切り取り、横にしたものである。何かに見えないだろうか。



そう、戦艦大和だ。


もし、ゴジラが背びれを海面から突き出して泳いだら、巨大戦艦のように見えるだろう。昭和29年『ゴジラ』第1作目を製作したスタッフは、その背びれの造形に日本が誇る戦艦大和をはじめとする連合艦隊の面影を残したのかもしれない。「リメンバー、広島・長崎&東京大空襲」の思いを込めて…。


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