カズレーザーが考える“仕事をしない上司”とは? 疲れない老害との付き合い方

カズレーザーが考える“仕事をしない上司”とは? 疲れない老害との付き合い方

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お笑いコンビ『メイプル超合金』のカズレーザーといえば、豊富な知識を持つインテリ芸人。クイズ番組やニュース番組にも出演し、的確で忖度しないコメントがたびたび話題を呼んでいる。つい先日、そんなカズレーザーがビジネスに関する新たな名言を生み出してたようだ。



話題を呼んでいるのは、1月30日にYouTubeへ投稿された『成功者って努力はするけど大抵仕事してない【カズレーザーコメント返し】』という動画。そこでカズレーザーは、リスナーから「上司が仕事をしない。上司の分まで自分たちが仕事をしていることに納得がいかない」といった相談を受けた。


「仕事をしない上司」は、社会人なら誰もが悩んだことがあるテーマだろう。そう簡単には答えを出せない難題だが、カズレーザーは「仕事をしないのに上の立場に立てるっていうのは、めちゃくちゃ学ぶべきこと」とコメントしてみせる。


上司が仕事をしない分、その埋め合わせは部下や他の人間に回ってくるもの。しかし、カズレーザーは「人の上に立つって多分そういうこと」と言い、自分がやらない仕事を他人に投げる能力に長けている人間こそ指導者や上司になる…と解説した。


とはいえ、真面目に仕事をしている人からすれば、「仕事をしない上司」に納得がいかないのは当然のこと。カズレーザーは「(この上司は)絶対にイヤなやつです」と理解を示した上で、「成功者って大抵仕事してないですからね」「努力はするけど仕事してないんでね」と語っていた。



カズレーザーの意見に対して、コメント欄には《仕事をしない上司に嫌気がさして退職したけど、カズさんの言葉で吹っ切れた》《サボり続け、何もしていないのに時給アップの話がきた元先輩は確かに学ぶべき才能だったのかも》《新しい切り口でびっくりしました…すごい》といった共感と納得の声が相次いでいる。


「仕事をしない上司」から学ぶことは多い?

総合転職エージェントの「株式会社ワークポート」は、2019年1月9日〜1月25日にかけて「上司との関係について」というアンケートを実施。255人を対象として、さまざまなリサーチを行った(ワークポート調べ)。


その結果を見てみると、なんと約70%が「上司を尊敬できない」と回答。尊敬できない理由としては「自分の保身しか考えない」「部下の意見を聞かない」「自己中心的」などが挙げられており、自分を優先する上司の勤務態度にうんざりしていることがうかがえる。


また、「これまで上司に対する不満が原因で転職を考えたことがあるか」という質問に対しては、75.3%が「はい」を選択。この結果から、上司の人柄や上司との関係性が仕事に大きな影響を与えることがわかる。やはり「仕事をしない上司」が批判されるのは仕方がないことと言えるだろう。


しかし、そうなると疑問が湧いてくる。「尊敬されるような人間ではないのに、なぜ出世できるのか」だ。カズレーザーは動画の中で、「指導者や人の上に立つ人間は、自分がやらない分の仕事を人に投げる能力が長けている」と説明していた。これは、実際に仕事を遂行する実務能力とはまた別物だ。つまり、尊敬されなくても出世する人間は、仕事はしないけれど上司として必要なスキルを持っているのかもしれない。


「仕事をしない上司」は、部下から見れば非常に迷惑な存在だろう。そこで相手を感情的に嫌うのは、とても簡単なこと。しかし一歩踏みとどまり、上司からスキルを盗むことで、真に成長のチャンスを掴めるはずだ。


文=いずみ


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adam121 / PIXTA