本当のところ…「人は見た目が●%!」大学研究者による驚きの答え

本当のところ…「人は見た目が●%!」大学研究者による驚きの答え

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フジテレビ系列で放送されている桐谷美玲さん主演のドラマ『人は見た目が100パーセント』。過去には『人は見た目が9割』(竹内一郎著・新潮社)なんて本が出版されるなど、なにかと“見た目は大事”と言われますよね。ですが本当のところ、“人は見た目が何%”なのでしょうか? 大学で化粧心理学を研究している筆者が真実をお答えします。

はっきりいって“100%”
答えからいうと、“人は見た目が100%”です。

もちろん、そう言ってしまうと「私は、絶対に人を見た目で判断したりしない!」と、非難の声が上がるかもしれません。

ですが、そこには人の行動に関する、ある特徴が影響しています。なぜ、“人は見た目が100%”なのか? その理由を説明していきましょう。

【公式】人は見た目が100パーセントさん(@hitopa_fuji)がシェアした投稿 – 2017 3月 31 8:58午後 PDT

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経済原理思考の影響
“経済原理思考”という言葉を、みなさんご存知ですか?

経済原理思考は、思考経済と呼ばれることもあります。その意味は、

“できるだけ多くの事実を、できるだけ少ない思考の労力で説明すること”

などと説明されます。わかるようで、ちょっと難しいですよね。

そこで、ちょっと極端になるのですが、筆者は学生たちに説明するとき次のように言うようにしています。

「人間は面倒くさがり屋な生き物なので、できるだけ面倒なことは避けたい。その面倒なことを避けるために、人は他人の外見をヒントに、相手をどんな人か判断する」

どうでしょう? 少し理解しやすくなりましたかね?

 
相手がよくわからないから見た目をヒントにする
世の中には、一見するとすごく強面な人がいます。たとえば、俳優でいえば、『難波金融伝・ミナミの帝王』などで有名な竹内力さんなんて、見た目がすごく怖いですよね。他にも、遠藤憲一さんや寺島進なども結構な強面です。

でも、知り合いではないので本当のところはわかりませんが、バラエティー番組に出演している姿は、見た目とは裏腹に、お茶目でおもしろいイメージしかありません。つまり、見た目と中身は別物ということです。

しかし、「だったら、“人は見た目が100%”じゃないだろう!」ということになりますよね。そこで働くのが、先程に説明した“経済原理思考”です。
やはり「人は見た目が100%」
本来であれば、一緒に食事をするなどして親密になり、相手のことをよく知ったうえで、その人がどんな人かを判断するべきです。ですが、初対面の人がどんな人かわからなければ、食事に行こうとも思いませんよね。

それにもしかしたら、自分にとってその人は、危害を加えるような危険な人の可能性だってあるわけです。そこで、人は相手の見た目(=外見情報)を頼り、相手がどんな人なのか、どういう付き合い方(関係)をしたらいいかを判断し、人間関係を築いていくんです。

目の前にいる人が、どんな人かわからない。じっくり付き合ってから判断していたのでは遅いかもしれない。自分に害があるかもしれないし、そもそも面倒。だから、見た目の情報を重視するんです。

その結果、“人は見た目が100%”ということになってしまうのです。

 

いかがですか?

もちろん、“見た目”には容姿の魅力だけではなく、言動なども含まれます。そして、見た目で判断した相手の印象(第一印象)は一時的なものであり、付き合っていくうちに変化していきます。

とはいえ、見た目の印象が良くなければ、じっくりと付き合うということにもならないでしょうし、印象を好転させる機会もなくなるわけです。見た目というのは、人間関係において、すごく大事な要素なんですよ。

というわけで、“人は見た目が100%”は正しい、ということになります。ドラマでは一体、今後どうなっていくのでしょうか?

 

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※ Getty Images

 

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