境界線は?美人なら許されること、美人でも許されないこと【心理学者・平松隆円のモテ女子講座】

境界線は?美人なら許されること、美人でも許されないこと【心理学者・平松隆円のモテ女子講座】

記事画像

大学で教鞭をとる心理学者の平松隆円が、世の中のモテと恋愛について語る本連載。今回は、“美人は得”と言われますが「美人は本当に何をしても許されるのか?」というテーマについて語っていきます。

世の女子たちは、こう思っているはず……「美人は得だよね」と。

日常生活のなかでも、買い物をしてるときにちょっとおまけをしてもらったり、カットモデルということでタダで髪をカットしてもらえたり。いろいろと優遇してもらえる場面が、“美人じゃないひと”より多いようなイメージがあるかもしれません。

ですが、はたして美人は本当に得なのでしょうか? そして、美人だとなにをしても許されるのでしょうか? 今回は、“魅力”にまつわる心理学の研究から、考えてみたいとおもいます。

 
美人が得な場合
これまで欧米の心理学者たちを中心に、「はたして美人は得なのかどうか?」という研究をおこなっています。その中から、「美人は得!」といういくつかのポイントを見ていきましょう。

ちなみに美人とは、専門的な定義では“身体的な魅力が高いひと”のことをさします。
1:美人だとモテる
当然、美人だとモテます。実はそれは、美人を見ること、美人と一緒にいることは心理的な快感につながっているからです。
2:仕事やテストの結果を過大に評価される
仕事や学校のテストの結果が同じでも、美人の場合はより高く評価され、美人ではないひとは矮小(わいしょう)して評価されます。この話を大学の講義ですると、期末レポートにプリクラを貼ってくる女子学生がいますが、なかなかチャレンジングですよね。
3.美人は悪いことをしても許される
この研究結果は「子どものイタズラに関すること」なのですが、たとえば、外見がいい子どもとそうではない子どもが、同じイタズラをしたとします。

すると、本当にそのイタズラをしたかどうかに関係なく、第三者は外見がいい子どもがイタズラをしたとは信じず、反対に外見がよくない子どもはイタズラをしたと信じてしまったのです。

 
美人でも許されない場合がある
とはいえ、美人がなにをしても許されるわけではありません。

ある研究で、詐欺と窃盗で捕まった場合、美人とそうでない場合で判決がどう変わるか?ということを調査しました。その結果、詐欺では美人がそうではないひとよりも重い量刑になったんです。

その理由は、詐欺の内容が“結婚詐欺”だったから。一般的に、女性が男性に対しておこなう結婚詐欺は、「容姿がいい女性が男性を手玉にとって金銭を巻き上げる」という犯罪です。つまり、自分が美人だとわかっていて、それを利用するような犯罪に対して、ひとは厳しい態度をとることがわかりました。

 

いかがですか。

美人はたいてい、なにをしても許されます。ですが、自分が美人だとわかっていて、それを利用するとひとは許してくれないんですね。

 

関連記事(外部サイト)