「目」の紫外線対策をしていない人は87% - リスクは?

「目」の紫外線対策をしていない人は87% - リスクは?

画像提供:マイナビニュース

参天製薬はこのほど、「目の紫外線対策」に関する調査結果を発表した。同調査は3月13日〜16日、20〜40代の女性500名を対象にインターネットで実施したもの。

紫外線対策全般について尋ねたところ、84%が「紫外線が気になる」と回答した。普段の紫外線対策の状況についても聞くと、37%が「一年中している」、51%が「時季に合わせてしている」で、9割近くが何らかの紫外線対策を行っていることがわかった。

紫外線対策をしている部位について複数回答で聞いたところ、圧倒的に多かったのは「顔」(98%)だった。「体」も55%と半数以上であったが、「目」という回答は13%と少なかった。目の紫外線対策をしていない人にその理由を聞くと、54%が「何をすればよいか分からないから」と答えた。

目が紫外線の影響を受けることを知っているか尋ねたところ、82%が「知っていた」と回答した。長時間、強い紫外線を浴びると、目の病気の原因になり得ることを知っているか聞くと、54%が「知らなかった」、46%が「知っていた」と答えた。

直接肌に紫外線を浴びることだけでなく、目に入る紫外線も日焼けの一因となる(※)ことを知っているか尋ねたところ、55%が「知っていた」と回答した。

眼科の杉本由佳医師によると、紫外線は目においてもさまざまなリスクの要因になり得るという。紫外線により活性酸素が過剰に発生することで白目が黄ばんだり、角膜が傷ついて充血やヒリつく痛みの原因になったりするとのこと。「黄斑変性症」「瞼裂斑(けんれつはん)」などの目の病気になることもあるという。

また、紫外線が「酸化」だけでなく、「糖化」につながることがわかってきているとのこと。老眼を促進したり、水晶体が年齢とともに白く濁って視力が低下する「白内障」の一因になったりと、目の老化を助長する原因になるという。

日常的に紫外線に注意したい時間は、朝と夕方であるとのこと。日本人は、瞳の光彩の色が濃いため、欧米人と比べてまぶしさを感じにくいという。そのため、まぶしくなくても紫外線を浴びている可能性は高いとのこと。曇りの天気などのほか、室内や車の中でも紫外線ケアをすることは大切であるという。

具体的な「目のUVケア」としては、日常的にサングラスをかけることが挙げられる。その際、「UVカット」が施されているものを選ぶことが大切とのこと。また、サングラスのすき間から紫外線が入り込むことがあるため、フレームが大きめで、しっかりと目の周りもカバーしてくれるデザインのものを選ぶといいという。

また、角膜ダメージを修復する機能のある目薬で適切にケアすることも重要であるとのこと。

※マウスを用いて行った実験で、目から紫外線が入ると、脳が紫外線ダメージを受けたことを察知して体内にメラニンを発生させ、肌が日焼けするという結果が確認されている
(フォルサ)

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