カップ麺「油そば」の戦国時代!? 名店から大手メーカーの商品を食べてみた

カップ麺「油そば」の戦国時代!? 名店から大手メーカーの商品を食べてみた

画像提供:マイナビニュース

ここ最近、カップ麺の「油そば」から目が離せない。「今日の昼は何にしようかな〜」とコンビニでカップ麺の棚に行くと、必ず「油そば」商品が目に入ってくるようになった。油そばは好きだけど、「油そばのカップ麺って焼きそばのカップ麺と違うの?」と思うことはないだろうか。そこで今回は、コンビニで見つけたカップ麺の油そばを食べて、その味をレポートしよう。

今回食べてみたのは、「マルちゃん 珍々亭 油そば」(税別205円)と「明星 ぶぶか 油そば」(税別218円)、「日清焼そばU.F.O. ビッグ極太 油そばマシ×2 キムチマヨ」(税別205円)の3つ。東京都・武蔵境の名店「珍々亭」と吉祥寺「ぶぶか」、それとカップ麺の大手日清食品と、それぞれの特徴を調べていく。

○「珍々亭」は濃厚醤油と極太麺で王道な味わい

まずは、「珍々亭」の商品から食べてみる。「珍々亭」は、昭和29(1954)年に創業。昭和33(1958)年には、全国に先駆けてスープがないラーメンである「油そば」をメニュー化した店だという。

かやくを入れ、湯を注いで5分待つ。湯きりをして液体スープを注ぎ、混ぜれば完成だ。ラー油の香りがふわっと広がり、食欲がそそられる。社内で撮影していたので、周囲の人からは「飯テロやめてくれ」と言われたが、聞かなかったことにした。

麺を掴んでみると、1本1本がかなり太い。うどんのように太く、コシがしっかりとしている。ソースは濃厚な醤油ダレで、食べ応え十分だ。また、ラー油の風味と酢の酸味が後味にかすかに感じられる。油そばを食べていると、実際に酢とラー油をお好みでかけることがあるが、そこまで再現されているとは! 「油そばといえばこれ!」という、王道感のある味わいだった。

○「ぶぶか」はマヨネーズをかけてジャンクさをプラス!

次に食べるのは、「ぶぶか」の油そば。「ぶぶか」は平成7(1995)年に吉祥寺でオープンした店舗で、パンチのきいた味わいは若者を中心に人気を集めているそうだ。

こちらもかやくを入れて、湯を注ぐ。3分待ってから湯を捨て、付属の液体ソースをかけてよく混ぜよう。最後に、マヨネーズとふりかけをかければ出来上がりだ。

ソースにはゴマ油が入っており、香ばしさが口に広がる。さらにたっぷりのマヨネーズをかければ、味わいにコクが増す。醤油の濃厚さとマヨネーズのジャンク感、ふりかけに入っていた唐辛子の辛さが合わさり、力強い味わいに仕上がっていた。確かにこれは若者に人気がありそうだ。

○「U.F.O.」の油そばはキムチの辛さで独自のうま味

最後に、「U.F.O.」の油そばを食べてみよう。カップ焼きそばブランド「U.F.O.」も油そばに進出してきた。商品名が「油そばマシ×2 キムチマヨ」と、「ぶぶか」に負けず、ジャンクな味になりそうだ。

湯を注ぎ、待つこと5分。湯を捨てて、液体ソース、「マシ×2 キムチマヨ」、きざみのりをかければ完成する。「マシ×2 キムチマヨ」は、キムチのスパイシーさを感じるピンク色のソースだ。意外と量が多い。

こちらの麺は平麺で、モチモチとした食感が特徴だ。キムチのピリ辛さと酸味が後味に残るので、自然と食欲が増進される。液体ソースには豚のうま味も溶け込んでおり、ガツンとした味付けだ。キムチのピリ辛さ、モチモチとした平麺など、独特のうま味を感じられる商品だった。

カップ麺の油そば3種類を食べてみたが、醤油ベースの濃厚な味わいとコシのある太麺が、油そばの特徴と言えるだろう。「カップ麺を食べたいけど、ラーメンはちょっと熱い!」という人は、油そばという選択肢を今後の食事に加えてみてほしい。
(福田啄也)

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