「占い依存症」 こんな占いからなりやすい

「占い依存症」  こんな占いからなりやすい

「占い依存症」 こんな占いからなりやすい


執筆:阿佐木 ユウ(フリーライター)

「結婚する or しない」
「出産する or しない」
「正社員 or 派遣社員」

他にもまだまだ出てくる、女性の人生の選択肢。

さまざまな場面での選択肢が多様化するなか、ひとつだけ確かなこと。それはどれを選んでも先のことはわからないし、どれが正解かも人によって異なるということです。

そしてその不安感を拭うために「占い」に頼る人も少なくありません。

気安め程度で済んでいればいいのですが、中には危険な「占い依存症」に陥る人もいます。詳しく見ていきましょう。

人生相談の場に

一般的に、占いは「あなたにはこんなことが起こりそうだ」「今年はこんな年になる」「こんなことをすると良いことがあるだろう」──といった、近い将来を予測したり、未来への指針を示してもらったりするもの。

しかし最近では仕事の悩みや結婚、夫婦関係についての相談など、カウンセリング的な占いを求める人が増えているようです。

女性の役割が固定化していたかつての時代から、少なくとも形式上は女性が自由な選択をできる時代となったことで、決断や責任を求められる場面が増え、精神的負担も重くなっていると言えます。

その結果、悩ましい人生の羅針盤として、背中を押してくれるカウンセリング的な占いのニーズが高まっていると考えられます。

「占い依存症」で多大な出費も

そんな需要の受け皿となって急成長しているのが、ネットを介して電話やスマホなどで行う占いです。

ネット上で好きな占い師に電話で占ってもらうことができる「電話占いサイト」や、スマートフォンで占い師に直接相談できる「占いアプリ」などが人気を呼んでいます。

手軽に利用できるだけに、気をつけたいのが使いすぎ。ある電話占いサービスの料金は、1分あたり220円だそうです。当然ですが、10分なら2200円に、100分なら22000円になります。

話に夢中になると、数十分や1時間はあっという間に過ぎてしまいます。

職場の人間関係の悩みなどを毎日のように数時間相談し、いつの間にか数百万円も注ぎ込んでしまったというケースもあるのだとか。

単なる未来予想の占いと違って、カウンセリング的な占いは「それなしには行動・選択できない」または「やめたいのにやめられない」という「占い依存症」に陥りやすい危険性もはらんでいるのです。

こんな占い師には要注意

占い依存症には、特定のお気に入り占い師に入れこんでしまう場合と、期待する結果が出るまで占い師を渡り歩く「占いジプシー」となる場合とがあります。

いずれにしても、悪徳占い師にとっては、相手を「依存させること」こそが狙いです。

自分にも周囲の人にも悪影響をもたらす依存症に陥らないためにも、危ない占い師の傾向を把握しておくことが賢明です。例えば、下記のようなケースには特に注意しましょう。

●法外な料金を設定している、無駄に時間を引き延ばそうとする●「この先、悪いことが多く起きそう」など、脅迫めいたことを言う●占いとは直接関係のない品物を買うように勧めたり、宗教などに勧誘する

心が弱っているときは、このような悪徳占い師にひっかかりやすい状態であると自覚しておくことも必要です。自分自身や家族・友人などが占い依存症と疑われる場合は、専門医への相談も検討しましょう。

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