【バッグの中身】蔦屋書店の“モノマニア”厳選。13個のしごとグッズとこだわりポイント

【バッグの中身】蔦屋書店の“モノマニア”厳選。13個のしごとグッズとこだわりポイント

【バッグの中身】蔦屋書店の“モノマニア”厳選。13個のしごとグッズとこだわりポイント

撮影:洞澤佐智子

取材・文:照井絵梨奈/マイナビウーマン編集部

今回伺ったのは銀座 蔦屋書店。GINZA SIXの6階に位置する、おしゃれな店舗で気さくに迎えてくれたのは、カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社・商品開発ユニットの奈須さんだ。開店前の静かな店舗で、彼女のしごとバッグを紹介してもらった。

奈須 彩夏さん

カルチュア・コンビニエンス・クラブ株式会社 CCCアートラボ コンテンツ事業部 商品開発ユニット・ユニットリーダー。代官山、銀座の店舗の文房具担当を経て、商品開発担当へ着任。現在は銀座 蔦屋書店のオリジナルグッズなどを手掛けている。

「トートバッグが大好きでコレクションしていて、数日置きで換えて楽しんでいます! トートバッグは容量が大きく、仕事でサンプルを受け取る時にも便利。旅行先で買うなどして集めています」

商品開発という仕事柄、商談で荷物が増えることが多いという奈須さん。趣味としても集めているトートバッグの選び方にはこだわりがあるんだとか。

「今日は荷物が少なめなので、トートバッグも小さめです。パソコンは毎日持ち歩くので、パソコンがぴったり入るサイズを選びました。リュックなども試したのですが、やはりトートバッグはバッグ自体が軽いのが魅力。荷物が多い時は持ち手が太いものを選ぶと肩に食い込まず快適です」

見せていただいたバッグは「THE NEW DENIM PROJECT」という繊維企業のもの。デニムの裁断くず・落ち綿・古着などをアップサイクルしてサステナブルなプロダクトづくりに取り組んでいる企業だという。この企業を知った奈須さんは、今後のグッズづくりにそのような視点を取り入れたいと思い、勉強という意味も込めて使っているそうだ。

●バッグの中身

1 PC

2 ASHFORDのペンケース

3 社員証

4 メタルメジャー 24金メッキ仕上げ

5 Anker Soundcore Liberty Air 2 Pro

6 Shosaの財布

7 Aesope マラケッシュ インテンス パルファム

8 万年筆

9 Origami Cloth

10 オフィスミラノのノート

11 モロッコ直輸入の雑貨屋で購入したポーチ

12 thermo mugの水筒

13 ライゾマティクス_マルティプレックス展オリジナルPake(ジッパーバッグ)

バッグの中身でまず気になったのは、万年筆とボールペンが数本入ったペンケース。ペンももちろん気になるが、手帳のように薄いペンケースも特徴的だ。

「文具の担当が長かったので、文房具はやはりこだわりがあります。持ち歩いて使っているとコミュニケーションのきっかけにもなるんです。

ペンケースはASHFORDという日本のブランドで、刻印も入れてもらって大切に使っています。意外と収納スペースが多く、メモなんかも入るんですよね。名刺も入れていて、最悪このペンケースとノートだけ持っていれば打ち合わせも行けちゃう(笑)。名刺交換もこれでできるし、ペンも見せることができて良いですね」

色彩に魅せられ、万年筆にハマった奈須さん。仕事で使っているノートもカラフルなデザインに惹かれて購入したんだとか。

「アイディアを書き留める際は手書きの方が良い時もあるので、ノートを普段使いしています。デザインのアイディアなどを自由に描けるのがアナログの魅力ですね。このノートは万年筆を使っても裏写りしないのもポイントです。店舗担当の時は、気になるノートはまず買って使ってみて、良かったら仕入れることもありました」

アート好きの一面もある奈須さんのバッグには、東京都現代美術館で行われた展覧会のコラボグッズであるPakeのジッパーバッグも。その中から出てきたのは……なんと24金メッキ加工が施されたメジャーだ。

「これは銀座 蔦屋書店のオリジナルグッズなんです。TAKEDA DESIGN PROJECTさんと一緒につくりました。グッズのデザインについて話し合う時にメジャーは必要なので、よく持ち歩いています」

銀座 蔦屋書店のオリジナルグッズを普段から愛用しているそうで、他にもいくつかオリジナルグッズが見られた。

折り鶴に見えるものはメガネやスマートフォンの画面などを拭くクロスです。銀座 蔦屋書店の限定グッズで、形状記憶の布が使われているんですよ! 何度広げても元の形に勝手に戻るんです。スマートフォンでサンプルの写真をお見せすることがあるので、画面をきれいにするために使っています」

楽しそうな口ぶりから、紹介されたもの全てが欲しくなってきてしまう。奈須さんは元々「モノ」が好きだったそうだが、蔦屋書店で働くうちにより好きになっていったのだと言う。

以前から地方の伝統文化や工芸に興味があったそうだが、銀座 蔦屋書店のテーマも本を結節点としてアートと日本文化と暮らしをつなぎ、「アートのある暮らし」を提案すること。奈須さんの興味にぴったりな仕事といえるだろう。

自分で使ってみて、本当におすすめなものはお客様にも自信を持っておすすめできるということから、プライベートでもモノの細部をチェックする癖もついているそう。取材時も周りのスタッフとお気に入りアイテムの情報交換をしている様子が見られた。

「蔦屋書店には本当におすすめしたいものをギュッと集めようというフィロソフィーがあります。それは書籍のチームも文具雑貨のチームも同じこと。お客さんに伝えたいものを日常でも見つけられるようプライベートでも意識していますね。

そうやって見つけたモノの背景をさらに調べて、職人やメーカーのファンになることもしばしば。好きなモノとお店のテーマが一致した時に新しい企画ができたり……。好きな職人さんやメーカーさんと一緒にモノづくりができるのはファンとしてはたまらなくうれしく、楽しいです

バッグの中身を熱い語り口で紹介してくれた奈須さん。銀座 蔦屋書店のオリジナルグッズが今後も楽しみだ。

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