「嘘つき」の見抜き方

「嘘つき」の見抜き方

「嘘つき」の見抜き方

嘘をつかれるというのはとても迷惑なことです。

相手の言葉を信用できないため、言葉一つひとつの裏に隠されたことを推察したり、言った言葉をわざわざ裏で検証したりしなければなりません。

嘘をつく人と接する場合、これほどまでに面倒なのに、嘘をつく人は嘘をつき続けます。

今回は嘘をつく人をどう見抜き、どう接していくべきか、詳しく見ていきましょう。

■なぜ嘘をつくの? すぐ嘘をつく人の心理

ただ嘘をつくといっても嘘をつくにはその「背景」があります。

何も考えずに嘘が出てくる人は本当に稀で、何かしら嘘をつきたい理由があるから嘘をついていることが多いです。

嘘をつく人の心理について見ていきましょう。

◇(1)隠したいことがある

浮気や借金など自分にうしろめたいことがあったり、締め切りが近づいているのに仕事をしていなかったりするなど、何かしら隠したいことがある場合に嘘をつくことが多いです。

「この人は嘘をついて何を隠したいんだろうか」と考えてみると、相手の本質が見えてきます。

◇(2)自分が責められたくない

失敗やミスがあったり、うまくいっていないことがあったりする場合に「自分が責められないため」に嘘をつく人も多いです。

自分の身を守るための嘘です。

もちろん、バレればあとでもっと面倒なことになるのですが、「その場しのぎ」で考える癖が強い人ほどその場を取り繕うために嘘をつくことが多いです。

◇(3)自分の利益になるようにしたい

だます意味で嘘をつく人もいます。

こういう人は「相手のことはどうなってもいい。自分の利益のため」と考えて嘘をついています。

嘘をつく人の中でも危険なタイプが、このように自分に利益を誘導するため嘘をついている人です。

相手を思いやる心がないので、こういうタイプと接していると、いろいろ不利益を被ることが多いです。

■平気で嘘をつく人の特徴とは?

平気で嘘をつく人には一定のパターンがあります。

というのも、一般的に人は嘘をつくとき、そのうしろめたさから嘘をつくことを躊躇してしまうからです。

たいして何事もなかったかのように嘘をつくため、人とはちがう特徴が出てきます。

平気で嘘をつく人の特徴を見ていきましょう。

◇(1)計画通り実行することや努力することが苦手

計画を立てても結局締め切りギリギリまで動かなかったり、普段から努力をするのが苦手な人は嘘をつきやすいです。

努力ができる人は嘘をつかずとも、自分の思っていることを実現できます。

自分の言葉を実現できないから嘘をつくのです。

◇(2)自分に自信がない

自分の能力や知識が足りていないと他人に思われるのが嫌な人は、嘘をつきがちです。

そして、その場しのぎでごまかして、あとでさらに困ったことになることが多いです。

自分に自信がない場合、いろいろな行動をして見識を広めて実績を作っていくしかないのですが、その実績を作る行動自体を面倒くさがってしまいます。

いつまで経っても自分に自信がない状態が続くので、結局いつまでも嘘をつき続けることにつながります。

◇(3)人に嫌われたくない、八方美人傾向がある

誰にも嫌われたくない、と考える傾向が強い人も嘘をつくことがあります。

人というのは意見のちがいがあるので衝突しやすいものです。

たとえば、スポーツひとつとってみても、好きなスポーツチームがちがうとそれだけでライバル視されてしまうこともあります。

そして誰にも嫌われたくない、という人はその場しのぎで相手に調子を合わせて、自分の意見をコロコロ変えます。

その場しのぎの会話なので、ほかの人と話すと矛盾点がどんどん出てきますが、嫌われたくないという心理で行動しているので、その場で嫌われないためにどんどん嘘を積み重ねていく傾向にあります。

◇(4)自分以外の人はどうでもいいと思っている

自分以外の人はどうでもいい、利用すべき存在としか思っていない人も嘘をつきます。

嘘がバレると信頼関係が崩れてしまうので、一般的には嘘をつくことを躊躇しますが、自分以外の人はどうでもいいと思っている場合には、「信頼関係が崩れても、新しい人をターゲットにすればいい」と考えるので、息をするように嘘を言えます。

さらに、もっともらしいことを口にして相手をだますこともあります。

◇(5)承認欲求が強い傾向がある

嘘をつく人の傾向としては、人に認められたい、すごいと思われたい、と考える人も多いです。

自分の能力やスキルが足りなくても「認められたい!」という気持ちは強いので、自分の能力が追いついていない分を「嘘」というカタチでカバーします。

嘘をつくことで自分が認めてほしいレベルにまで、一時的に自分を引き上げようとしているのです。

■表情や行動をチェック。嘘の見抜き方

嘘をつかれるのは面倒なもの。

相手の嘘を鵜呑みにしてしまうと、あとあと困ったことになることも多いからです。

ですが、「嘘つき」がその場でわかれば少しは相手の嘘にだまされなくて済みます。

嘘の見抜き方にはどんなものがあるのか、表情・行動などのポイントをチェックしていきましょう。

◇(1)口を触ったり、口を手で隠したりする

嘘つきを見抜くには、言葉が出てくる「口元」に注目してみてください。

嘘をつく人は自分が嘘をついていてバレないかという心配から、無意識に口を触って自分を安心させたり、口を隠して嘘がバレないように行動したりすることが多いです。

◇(2)脚が相手に向いていなかったり、もぞもぞ動いたりする

脚が会話相手の方向を向いていなかったり、脚をもぞもぞ動かしたりしていることは、早くその場から逃げたしたいという気持ちの表れです。

嘘をついている場合もありますし、嘘をついていないにしてもその場から逃げ出したい何かがある状態ということがわかります。

◇(3)目をそらす、もしくは目をじっと見てくる

うしろめたいことがあるとき、人は目をそらしやすいです。

そのため、すぐに目をそらす場合は相手が嘘をついている可能性があります。

ただし、相手が「嘘をついている状態で目をそらすと嘘がバレる」と考えている場合は、逆に、嘘じゃないと信じさせるために目をじっと見てくるケースもあります。

必要以上に目をずっと見つめ続けている場合は嘘をついている可能性があります。

◇(4)普段より水分をとる

嘘をついている人は、ストレスレベルが上がるもの。

人はストレスを感じているとき、唾液の分泌量が少なくなり、口のすべりが悪くなります。

そうすると話しづらくなるので、普段より水を飲んだり、お茶を飲んだりと、水分を多めにとることになります。

普段と同じ会話量なのに普段以上に相手が水分をとっているときには、嘘をついて何かしらのストレスを感じている可能性がある、というわけです。

◇(5)顔の左右が同じ動きをしていない

人はストレスを多く感じると、顔の左右が同じ動きをしません。

嘘をついているときもストレスを感じているので、顔の左右がちぐはぐな動きをすることが多いです。

右だけ、あるいは左だけが笑顔になっていたり、右と左の目の開き方がちがっていたりするなど、左右の顔の動きがちがう場合は、嘘をついている可能性を考慮してみるとよいでしょう。

この表情・行動などのポイントは、上記に当てはまったら100%嘘と決めつけられるわけではありません。

嘘かどうかはその後に明らかになったり、わからないままだったりもします。

あくまで「もしかしたら嘘なのかも」という参考として見てください。

■どう接するべき? 嘘つきな人への対処法

嘘をつく人と接するというのはとても難しいものです。

相手の話を信じることが難しく、約束も守ってもらえない可能性があるため、注意すべき点がさまざまあります。

嘘をつく人とどう接していけばいいのか、気をつけるポイントを見ていきましょう。

◇(1)相手に期待しないようにする

相手の言葉も行動も信用できないので、「そもそも期待しないようにする」のがよいです。

期待しなければ失望することもないですし、いろいろ相手にお願いすることなども減って、結果的に自分への被害を減らすことができます。

◇(2)相手の言葉を頭に入れないようにする

相手の言葉を真剣に受け取って「これは嘘かどうか」と考えはじめると、嘘つきな人のことを考える時間が増えて、結果的に自分のストレスがたまっていきます。

自分のストレスがたまることは人生で損するだけですので、嘘をつく人のことはあまり考えないようにするほうがよいです。

そのため、相手の言葉を聞いているフリをしてあまり真剣に聞かないようにし、「すごいですね」「そうなんですね」と聞き流すようにしましょう。

頭に相手の言葉が残っていなければ、相手のことについて考えることも減り平和になります。

◇(3)長期の付き合いなら、嘘をつかないメリットを伝える

職場や家族に嘘つきな人がいる場合には、長期の付き合いになるかと思います。

ある程度相手と信頼関係がある場合には、嘘をつかないことによるメリットを示していきましょう。

嘘をつかないメリットの示し方としては、相手からマイナスの情報が出てきたときに怒らず「言ってくれてありがとう」と伝えることです。

嘘をつくというのは、裏に伝えにくいことがあることがほとんどです。

そのマイナスなことを伝えられたときに怒らずプラスに受け止めると、相手は嘘をつかないメリットが増していきます。

そして、嘘をつくよりマイナスな情報を伝えたほうが自分の気持ちも楽になって、そっちのほうがよい、と思うようになると徐々に嘘をつかなくなります。

■嘘をつく人とは上手に接しよう

嘘をつく人と接するのは本当に大変です。

嘘をつく人と関わるのはできれば避けたほうがよいですが、場合によっては避けられないこともあるでしょう。

その場合は、そもそも期待せず、相手の言葉を頭に入れないように心がけてみてください。

または、相手に嘘をつかないほうがいいと思ってもらえるように、上記のような方法でうまく接してみてください。

(織田隼人)

※画像はイメージです

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