「努力家」と「怠け者」のちがい

「努力家」と「怠け者」のちがい

「努力家」と「怠け者」のちがい

成功するには運だけではなく、努力も必要になります。

努力をしないと成功しないのですが、努力をすれば必ず成功するわけではありません。

だからこそ「この努力って無駄なんじゃないか」と考えて、多くの人は途中で努力するのをやめてしまったりするものです。

とはいえ、努力をし続けられる人も中にはいます。

何事にも一生懸命に向き合って努力する人には、どうしてそんなパワーがあるのか気になりますよね。

今回は、努力をし続ける人にはどういう特徴があるのか、努力家な自分になるためにはどうしたらいいのかについてチェックしていきましょう。

■努力家な人の性格や行動の特徴とは?

努力家の人は続けることが得意です。

どんな人でも思いついたときに行動することはできても、その後も続けるというのはけっこう大変です。

では、努力家の人はどうして続けられるのか、その性格や行動の特徴を見ていきましょう。

◇(1)自分で自分をほめることができる

努力家の人は「ちょっとがんばったこと」に対して自分で自分をほめることができます。

「今日も10分がんばった、私ってえらい!」とか「ちょっとだけだけどチャレンジできた! 私ってすごい」というように自分の努力をしっかりと自分自身で評価します。

そのおかげで「自分にほめてもらえるから、次もまたがんばろう」といういい循環が生まれます。

ほかの人にほめてもらうのでもいいのですが、自分で自分をほめるほうが手軽にいつでも行いやすく、毎回ほめ続けることで努力を続けやすくなります。

◇(2)がんばる対象に対して楽しみを見つけられる

何事もおもしろがれる要素というものは存在します。

たとえば、勉強であっても「覚えられた!」「解くことができた!」「今回まちがえたけど、次にまちがえないように準備できた!」というように、自分自身の成長なども含めて楽しい気持ちになれる部分が出てきます。

こういった小さな楽しみを見つけることができる人は、努力家になりやすいです。

努力することによってポジティブにおもしろがることができるので、また努力してもいいかな、と思えるのです。

◇(3)長期的な目標を持っている

努力家は「キレイなボディラインを手に入れる」とか「○○の資格をゲットする」といった長期的な目標を持っている人が多いです。

その長期的な目標があるからこそ、毎日のように努力を続けられます。

ちょっと努力することで「目標に今日も一歩近づけた。うれしい!」と目標に対して近づくことをモチベーションにしているので努力が続くのです。

◇(4)努力しやすい環境作りが得意

体を鍛えたり運動でダイエットしたりするなら「ジムの近くに引っ越す」「スポーツ系のサークルに入る」とか、勉強するなら「学校に通う」「勉強仲間を作る」などというように、「自然に努力ができるような環境」を整えられる人が努力家になりやすいです。

たとえば、資格の勉強をするにしても自宅に遊び道具やゲームなどがしっかりそろっていると勉強しづらくなります。

カフェに行くなど、自宅にある誘惑を断つ環境に身を置くと、勉強しやすくなったりするもの。

自分が努力しやすい環境はどんなところかを考え、その環境を積極的に取り入れると努力しやすくなります。

◇(5)「できる」と信じている

努力は必ず報われるとは限りませんが、努力する人は「きっとこの努力は報われる」「目標に毎日近づいている」というように、努力した結果うまくいくことを信じているケースが多いです。

プラス思考の持ち主ともいえます。

うまくいくと思えるからこそ今の努力が楽しめ、明日への活力となります。

■「努力家」と「怠け者」のちがいとは?

努力が得意な人もいれば、努力が苦手ですぐに怠けてしまう人もいます。

努力家と怠け者のちがいはどんなところにあるのでしょうか?

◇(1)努力家はすぐに取り組み、怠け者は言い訳を探す

何かをしたほうがいいときに努力家は「ちょっとだけでいいから手をつけてみよう」と考え取り組みはじめます。

行動することがやる気につながるタイプなので、そのまま努力を続けることが多いです。

怠け者は何かをしたほうがいいときに「やらない言い訳」から考えます。

「成功するかどうかわからないし、やらなくてもいいかも」「まだ急がなくても大丈夫」というように手をつけない言い訳を考えて、その場ではやらずにあとまわしにします。

結局やる気が出ないまま何もしない状態で終わってしまいます。

◇(2)努力家はいい結果を信じ、怠け者は失敗を予想する

努力家は何かをはじめるときに「いい結果になる!」と信じて行動します。

行動した結果、たとえよい結果が残せなかったとしても「よい経験」は残るので、「結果はイマイチだったけど自分の力になった。未来は明るい」と考えてさらに行動を起こすようになります。

怠け者は何かをはじめるときに「これは失敗しそうだ」と考えていろいろと予防線を張ります。

単純に失敗しないための予防線だけならいいのですが、「失敗したときに自分を守るための予防線」まで張りはじめて言い訳の準備をしたり、「もともと失敗すると思っていたので力を入れなかった」という自分自身への言い訳なども準備して、どんどん自分で自分のやる気を奪ってしまいます。

◇(3)努力家は楽しんで、怠け者は批評する

努力家は何かをやるときに前向きに楽しんでいることが多いです。

行動することでそもそも人は前向きになりやすく、その中で楽しみを見つけるからこそ続けることができます。

怠け者は何かやるべき対象が見つかったときに批評的な視点で見ていることが多いです。

「これにはこんな問題点がある」「失敗する要素がある」というように上から批評するので、手をつけるタイミングを失い、結局行動しないまま終わることもあります。

行動しないと気持ちが前向きになることもなく、さらに批評するので失敗することがわかった気持ちになってしまうことも。

ほかのことに対しても批評的な視点で見てしまい、どんどん行動しないようになっていきます。

■長続きしない自分を変えたい。努力家になる方法とは?

努力家になることは自分を成長させるだけでなく、自分自身を前向きな気持ちにさせて気持ちよく生きるために効果的です。

それではどうすれば努力家な自分になれるのでしょうか?

努力家になるためのポイントを見ていきましょう。

◇(1)物事に取り組むハードルを低くする

「スクワットを10回3セット行いたいけど、まず1セットやるだけでも自分をほめよう」というようにハードルを低く設定して、その小さなハードルだけ乗り越えるようにすると努力が続きやすいです。

人は行動をはじめたあとにやる気が起きるようにできています。

つまり、ものすごく低いハードルであっても、行動さえすれば自然にやる気がわいてきてもっと努力することにつながります。

◇(2)とにかく自分をほめる

人はほめられることでやる気を出す生き物です。

ただ、他人にほめてもらうのを期待しても難しい場合もあるので、自分で自分をほめることが一番ほめ習慣を続けることにつながります。

「がんばった私、えらい」「一歩目標に近づいたね」「ちょっとだけでもやれてすごい」というように小さなことでも自分をほめましょう。

ほめるときに大事なのは自分に厳しくしないことです。

ちょっとの努力でもOK。

小さなことでもほめることで、自分自身が前向きな気持ちになれる状態を作っていきましょう。

◇(3)ほめるのが苦手な人はツールを使う

自分で自分をほめるのが苦手な人は「ほめ言葉の音声」などを用意しましょう。

たとえば、スポーツ関係だとダイエットDVDなどでがんばっている最中に「今日もダイエットすすんでいますよ!」と声かけしてくれるものもあります。

家族や友人に「私のことほめて」とお願いしてほめボイスを録音し、スマホなどに入れて何か行動したあとに聞くようにするのもいいでしょう。

ほめられて気持ちのいい状態を作り出すことで、次また行動できるようになります。

◇(4)努力しやすい環境に変える

人は「やる気」だけではなかなか変われないものです。

やる気は一時的にしか出ないので、やる気が出たタイミングで環境そのものを変えるのが効果的です。

部屋の模様替えをする、学校に通う、サークルに参加する、イベントに申し込むとなど、何かしら努力しやすい環境を自分自身でつくり出すといいでしょう。

たとえば資格の勉強をしたい場合にソファがあると寝てしまうという人は、ソファを別の部屋に移動し、デスクを設置してデスクチェアに座って勉強するなど、心がけ次第で自然と勉強しやすい環境に自分を置くことができます。

このように環境を改善することが努力をするための第一歩になるので、ぜひ環境を整えることにも目を向けてみてください。

◇(5)うまくいったことを想像してニヤニヤする

努力を続けるには最終的なゴールを達成するイメージを作ることが大切です。

ですので、うまくいったときに自分がどれだけ幸せになっているのかを想像してニヤニヤして楽しむといいでしょう。

うまくいったイメージが明確になればなるほど、「ちょっとがんばってみるか」という気持ちになるものです。

ダイエットであれば目標となる体型をチェックして「私がこの体型になったら素敵だろうな」というように想像し、ニヤニヤしましょう。

そうすると自分がその体型になりたい! という気持ちが強くなり、ちょっとだけど努力してもいいかな、という気持ちがわいてきます。

■楽しく努力するのが長続きの秘訣

努力はつらいものと思われがちですが、努力を続けている人は努力の中にいろいろな小さな楽しみを見つけて、そして大きな目標に向かって進んでいます。

大きな目標を達成すればすごく気持ちもいいでしょうし、毎日の努力の結果、自分自身をちょっとでもほめることができれば、それが楽しみになり努力が長続きします。

楽しさがあってこそ努力は続くと心得て、楽しく努力していくようにしましょう。

(織田隼人)

※画像はイメージです

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