「人生の目標」はSNSの「いいね」で見つかる理由

「人生の目標」はSNSの「いいね」で見つかる理由

「人生の目標」はSNSの「いいね」で見つかる理由

こんにちは。外資系企業でマネージャーをしながら、恋愛・結婚やライフスタイルに関する記事の執筆をしているライターのmakicoo(さとうまきこ)です。

今回のテーマは「人生の目標」について。

「アイドルになりたい」「保育園・幼稚園の先生になりたい」なんて、小さいころは無邪気に口にしていた「人生の目標」。

ただ、その夢は狭き門であったり、思っていたのとちがっていたりと、小さいころの「人生の目標」をそのまま叶えた方は決して多くないように思います。

そしていつのまにか社会人になって、就職をして働くうちに、目標をなくしてしまった、この先どうすればいいんだろう、という戸惑いに心あたりがある方は多いのではないでしょうか。

私の話をすると、小さいころから20代のはじめまで、人生の目標は「モノカキ」になることでしたが、24歳で最初の結婚をしたあとは、そもそも小説やエッセイを書くことはほとんどなく、たまに雑誌の記事やムックを少々手がける程度。

同年代の人が文筆家として活躍しているのをみると、なんとも羨ましい気持ちを感じていました。

そんな私が、「人生の目標」について思うところと探し方についてお話ししたいと思います。

■そもそも人生の目標は必要?

アラサーと言われはじめる20代後半からは、かつては同級生だった知り合いの活躍をSNSや共通の知人を通じて知ることが増えます。結婚をして子どもを産んで……なんて、近しい友達たちが自分とは違う人生を歩みはじめるのもちょうどこの時期です。

そんなみんなが別々の道を歩みはじめるアラサー時代に、人生の目標もキャリアプランがない! 結婚の見込みもない! なんて状態だと、あせってしまうのが人間というもの。

もしいまその状態に陥っている! と思うなら、「人生の目標」を一度じっくり考えてみるとよいです。

「人生の目標」は必要です。持ったほうがいいでしょう。

なぜ必要かというと、それを持つことによって、自分の人生に集中できるからです。

「人生の目標」がはっきりしていないと、他人の人生のスポットライトが当たっているところばかりが気になり、羨ましい気持ちに支配されてしまいがちです。

■人生の目標がないとどうなる?

たとえば、SNS上でインフルエンサーとして活躍し、夜な夜な素敵なレストランでの食事を投稿している友人がいるとします。

人生の目標がはっきりしていないと、そんな投稿を見かけるたびに、なんて素敵な人生を過ごしているんだろう、それに引き換え自分は……なんて、自分とその相手を比べて落ち込んでしうかもしれません。

ただちょっとシミュレーションしてみてください。

素敵なレストランに通うことが人生の目標なのであれば、バイトをしたり、住宅費や交際費を削り、またリボ払いを駆使すれば頻繁に通うことができるかもしれません。

なぜそこまでしないのかというと、そこまでして叶えたい目標ではないからなのだと思います。

贅沢な食事をするより別のこと、友人と楽しく時間を過ごすことや、借金をしないことに価値を感じているからではないでしょうか。

その「自分にとって贅沢な食事をするより大切なこと」がきちんと言語化されてさえいれば、誰かが贅沢な食事をしている、そんなことで心をざわつかせないですむようになります。

「人生の目標を立てる」ということは、自分が何を大切に生きているか、をはっきりさせることだからです。

■人生の目標を立てるたったひとつの方法

ではどうやって人生の目標を立てていくとよいのでしょうか。

私が思う一番シンプルな方法はたったひとつ。自分の「いいな」を深掘りすることです。

◇1)「いいな」と思うことをリスト化する

たとえばSNSの投稿で、付き合いや義理ではなく、自分が「いいね」をつける投稿をリストにしてみましょう。

手作りのきれいなごはんや社会的意義のある仕事にかかわること、なかよさそうなカップルの写真……。

「いいな」と自分が感じていることを客観視し、リスト化するのです。

◇2)リストを眺めながら「いいな」を深掘り&言語化

リストにしたら、なぜいいなと思ったのか、なぜ今実現できていないのか、どうすればできるのか、を言葉にしていきましょう。

手作りの美しく盛られた食卓に憧れているのに、コンビニや外食ですませがちなのは、なぜか。仕事が忙しすぎてできないのか、料理に自信がないからなのか。

できるだけ深掘りして言語化していきましょう。

◇3)「次に何をすればいいか」を見極める

言語化し、はっきりさせることで、じゃあ次に何をすればいいか、を考えることができます。

その「何をすればいいか」が当面の人生の目標です。

「人生の目標」というにはささやかすぎると感じるかもしれませんが、人生の目標は別に壮大である必要はありません。身のまわりの「こうしたい」を叶えていくことも、立派な人生の目標です。

■「人生の目標」をかんちがいしていた話

私の話をすると、前夫と離婚したとき、「離婚までしたのだから」と「人生の目標」と思っていたモノカキを再び目指そうと決意し、当時勤めていた大手の会社をやめ、時間の融通がきく今の会社にうつりました。

ただようやくライターとして生きていける目処がついたときに気がついたのは、私の人生の目標は「モノカキとして生きていく」ことではなかったということです。

やりたいと思ったことを気軽にできる自由さがあることが、いうなれば私の人生の目標。

「文章を書くことを職業とする」ことに対してあまりこだわっていないと、何十年の時を経て気が付きました。

今は外資系の会社で働きながら、子どもを育てながら、時々原稿を書かせていただく、という生活を送っています。

そんな私の、目下の人生の目標は「旅をしながら暮らすこと」。

リモートワークが認められている会社なので、夜のうちに、たとえば韓国に移動して、次の日は子どもを預けて私は仕事、なんてことも可能です。そんなことを数カ月に1回でもできないか、なんてことを今は考えています。

旅をしながら働くことは、人生の目標というより「人生のやりたいことリスト」のひとつかもしれません。

ただそんな風にやりたいと頭に浮かんだことをやってみること、が、私なりの「人生の目標」なのだと思います。

「人生の目標」はたとえば「人生の目標を探す」だっていい

「人生の目標」は「当面の生きる指針」といってもいいかもしれません。

だから自分の「いいな」の深掘りをしてもなお、ピンと来ないのであれば、当面の「人生の目標」は「自分が心から打ち込めるものに出会う」はいかがでしょうか。

今までやったことがないことを片っ端からやってみる。自分がいったいどういうものに心惹かれるかを探る、というのも、素敵な人生の目標だと思います。

これを読んだ方が少しでも人生の目標を探すきっかけになれば幸いです!

(makicoo)

※画像はイメージです

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