もっとも結婚できない「ソロ女」のタイプは?

もっとも結婚できない「ソロ女」のタイプは?

もっとも結婚できない「ソロ女」のタイプは?

昨今、女性の未婚率も急上昇しています。「結婚できないのではなく、結婚しないという選択をしている女性」も多いことでしょう。

ソロ男(そろだん)と言われる未婚男性のように経済的自立をしていて「結婚する必要性を感じない女性」もいます。

僕は彼女たちをソロ女(そろじょ)と名付けました。

逆説的ですが、結婚しない女たちであるソロ女の特徴を知ることは、婚活女子にとっても有益だと思います。

今回はそんなソロ女についてご紹介します。

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■ソロ女とは。ソロ女4つのクラスターの特徴

結婚に向いてないと言われるソロ男の特徴と同じ「自由」「自立」「自給」という価値観を大事にし、仕事を持ち、かつひとり暮らをしている独身女性をソロ女と定義しています。

結婚願望や恋愛意欲がない女性という意味ではありません。

ただし、明らかに既婚女性とは違う価値観を持ち、結果として独身状態が続きがちな人たちであるとはいえると思います。

首都圏在住の20〜50代女性520人に対して、ひとり当たり、300問以上の設問にご回答いただき、因子分析を行い、4つのクラスターに分類しました。

それぞれ「昭和ソロ女」「男前ソロ女」「欲ばりソロ女」「喪失ソロ女」と命名し、特徴に合わせてイメージイラスト化。それがこちらです。

以下、それぞれの特徴を紹介します。

◇(1)昭和ソロ女

男性たちが望む女性像を忠実に生きてるのに「結婚できない女」。

・いわゆる女性的な価値観と考え方を、ソロ女の中でもっとも持つタイプ。しかし、その女性観は、昭和の男たちが求める女性像に縛られている。

・「女は家庭」「専業主婦」という「男が考える妻」「古いガラパゴスや結婚観」を持っており、ある意味考え方の起点がおじさんっぽい。そのせいか、会社のおじさんたちの受けがよく人気があるが、若い層にはモテない。

・ポジティブ思考で、社交的で愛想もよく、いつも笑顔でいる反面、よく泣く。人に対して愚痴もこぼす。

・恋愛に関しては基本的には受け身体質だが、恋愛上手を自認し、男性を落とす(と言われている)古臭いテクニックを使う。

・結婚と恋愛は一緒だと考えている。愛情を重視し、尽くす傾向があるため「重い女」になりがち。

・異性の目を気にし、彼氏いる率ももっとも高く、20代のころは自分は結婚するものと信じて疑わなかった。しかし、なぜいつまでも結婚できないのか自分ではよくわかっていない。

・協調性もあり、集団の中での自分の役割を果たすことを心がけている。

・正社員率がもっとも高く、仕事自体はそつなくこなすが、本音は仕事しないで暮らしていきたい。

・セールや安売りに目がなく、流行にも興味を持っている。

・公園などで他人の犬に「かわいい〜」と寄っていくが、大抵吠えられてしまう。

・ひとり旅を結構する。傷心旅行をしがち。

◇(2)男前ソロ女

生物学的には女性でも、価値観や行動が完全に男性。

・専門職系の仕事が多く、年収も貯金も一番多い。

・異性に興味がないわけではないが、結婚に関しては後ろ向きで、ほぼ結婚意欲がない。

・単独で仕事をすることを好み、結果を重視するが、仕事や報酬のためにプライベートを犠牲にはしない。

・社会的地位には無関心で、休みを充実させたいと考えている。

・流行には無頓着で、ファッションにもお金をかけない。ジャージ姿で外出も平気。

・部屋はきれいに片付いているし、ゴチャゴチャ物は置かない。

・頑固で自己主張が強いが、確固たる自分自身の軸がありブレない。考え方がさっぱりしていて男らしい。

・女友達の中では姉御肌で、みんなの相談にのったりする。

・人の話をよく聞き、論理的に考えて、問題点を指摘したり解決したがる。共感力はない。

・裏表のない性格。空気を読んだり、人の気持ちを察することは苦手。人から嫌われても気にしない。

・ひとつのブランドを使い続け、消費行動がソロ男とほぼ変わらない。

・物欲はほとんどない。買い物時間は短く、人の買い物に付き合わされるのは苦痛。

・ひとりで生きて行く覚悟はソロ女の中でもっとも高い。

◇(3)欲ばりソロ女

狂信的なポジティブ思考で、なんでも欲しがる「上から女」。

・ソロ女の中でもっとも恋愛経験が多い。自分の容姿にも自信があるし、事実モテるタイプ。

・友人数がもっとも多く、学生時代だけではなく、社会人になっても人脈を広げている。

・自分の内面、外見ともに磨くことにどん欲で、努力を怠らない。

・仕事に関しても真面目で、承認欲求がもっとも高い。社会的地位や起業しようとする野心もある。

・男性に対する条件がもっとも厳しく、年収も価値観も人柄も容姿もすべて満足させたいと考える。金を稼げない男性には価値がないと思っている。

・非常に社交的でポジティブ思考だが、仕事に対しては負けず嫌いで人にも厳しく、プロセスより結果を重視。

・論理的に物事を考え、頑固で、筋を通したがる。

・情報感度も高く、流行にも敏感。ルックスやファッションにも気をつかう。

・衝動買いをしやすく、新商品には必ず手を出す。

・なんでもかんでも欲ばる部分があり、そのために自分を大きく見せようと無理をする。

・実は本人は男性に甘えたい願望がある。会社と好きな男性の前とではキャラが一変する。

・しっかりしているようで、男性に騙されやすい。既婚者との不倫にも陥りやすい。

・女子会では、頼れる相談相手となるが、なぜか会の最後で泣きだす。

◇(4)喪失ソロ女

周囲に合わせすぎて、自分自身を見失っている「ネガティブ女」。

・ネガティブ思考でマイナス思考。リスクを先に考えてしまう。

・自己肯定感が低く、自分の容姿にも自信が持てない。

・恋愛は、とにかく面倒だと思っていて、完全に絶食系。今まで彼氏と付き合ったことがない率もソロ女の中で一番高い。

・不倫や浮気は許せないタイプだが、しょせん他人事でしかない。

・結婚する気はとうになく、諦めている。

・仕事意欲も低く、仕事は正直嫌いだが、周囲の目を気にして、そんな素振りは見せない。

・自己有能感も低いが、空気を読んだり、周囲の中での自分の役割を察知する能力は高い。

・男社会で生きる術として、相手に応じてカメレオンのように自分のキャラを変えられる器用さがある。しかし、そのためホントの自分がわからなくなってきている。

・かといってインドにひとり旅などの自分探しの旅に行くなどというアクティブな行動をするつもりもまったくない。

・表面上は笑顔でいるが、本心から笑っていない。また、泣くこともほとんどない。

・苦労したり、無駄な努力はしない。毎日安らかに過ごしたい。

・自分の趣味に没頭している時間が何より楽しい。しかし、その趣味は他人には内緒にしている。

■もっとも結婚できない「ソロ女」のクラスターは?

4つのクラスターのそれぞれの全体(20〜50代)の構成比は、(1)昭和ソロ女24%、(2)男前ソロ女17%、(3)欲ばりソロ女30%、(4)喪失ソロ女29%と、「(3)欲ばりソロ女」がもっとも構成比が高いのですが、30代以下と40代以上とを比較してみると、おもしろい結果がでました。

30代以下でもっとも構成比の高かった(4)喪失ソロ女は40代以上で半減します。

逆に、(3)欲ばりソロ女は、40代以上でもっとも構成比が高くなり、ほぼ4割を占めるのです。年代が上がって構成比が増えるということは、未婚状態が継続していると判断できます。

つまり、(3)欲ばりソロ女が、一番結婚しない(できない?)まま生涯未婚年代の50代に達し、(4)喪失ソロ女は、「恋愛が面倒だ」などと口では言いながら、ちゃっかり30代までで結婚を決めているパターンが多いことになります。

現時点での「モテ」は「結婚」のものさしにはならない

恋愛経験が豊富でモテる「欲ばりソロ女」がもっとも結婚できておらず、非モテな「喪失ソロ女」がもっとも結婚しているとは意外な結果だったのではないでしょうか。

もちろん、未婚女性をたった4つのクラスターに分類できるわけではありません。

あくまで「結婚する必要性を感じない女性」ソロ女の大まかな傾向としてとらえていただければと思います。

あなたに当てはまるソロ女のクラスターはありましたか?

4つのクラスターの中には、既婚女性に多く見られる共通因子は含まれていません。

各特徴として提示しているものにあてはまるものがひとつもないという女性は、むしろ結婚向きタイプだと言えるでしょう。

(荒川和久)

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