悪い男は「だからお前はダメなんだ」と自己肯定感を下げてくる

悪い男は「だからお前はダメなんだ」と自己肯定感を下げてくる

悪い男は「だからお前はダメなんだ」と自己肯定感を下げてくる

お嬢さん。

幸せな恋愛をゲットするための、たったひとつの冴えたやり方をご存じでしょうか?

それは「悪い男に捕まらない」こと。

いいですか?

この世には、貴女の心と身体を奪おうとする獣や悪魔がたくさんいます──いま、この画面を見ながら想像したよりもずっと。この連載では、そんな「悪い男」の手口を紹介していきます。

それをどうか心の中にファイルしてください。危ない色のファイルですが、いつか役に立つときがくるはずですから。

■本日の恋愛ブラックファイル

「だからダメなんだよ」

「俺がいないと何もできないよな」

「お前は俺がいないと生きていけなさそうだ」

わかりますか。

この、ネガティブなレッテルを貼ってくる感じ。こっちのキャラを決めつけてくる感じ。さらっと雑談のなかで、愛想笑いで聞き入れてしまうかもしれません。

なんとなく耳にしながら、

「あれ、私ってダメなのかな」

「この人のほうが正しいんだろうな……」

「もっと言うことを聞かないといけないのかも」

なんて考えてしまうかもしれません。

そんなことを言う男性に限って、ちょっと頭がよさそうだったり、リードするタイプだったりします。正しい発言のような感じがするわけです。はあ、と納得しそうになるかもしれません。

彼はことあるごとに「お前はこういうやつだ」式のレッテル発言をくりかえします。

すると、彼と顔をあわせるごとに自分がどんどんダメな人間に思えてくるのですね。そのダメ出しもエスカレートします。

自分は彼が言うような人間なんだ。価値がないんだ。もう彼という存在がないとダメな気がする。彼なしでは生きられないかも……。

ダウト!

お嬢さん。それが悪い男のブラック恋愛術なのですよ。

よろしいですか。悪い男ほど、貴女にレッテルを貼りつけてくるのです。お店の中で、電車の中で、部屋の中で、当然のように、貴女の自己肯定感にダメージを負わせてくるのです。

その目的はひとつ。

貴女を思い通りにコントロールするためです。

■この手口を使う悪い男のタイプ

ズバリ「洗脳系モラハラ男子」です。

このタイプは支配欲の塊です。とにかく女性をコントロールしたがります。一見すると、ちょっとだけ強引で、優秀な男性に見えるでしょう。甘い雰囲気すら漂わせているかもしれません。

しかし、その底には貴女を都合のいいように洗脳しようというエゴが潜んでいるのです。彼の雰囲気や言葉を浴びるほどに、徐々に、それが錆びたナイフのように貴女の心にズブズブ刺さってきます。

彼の目的はいわゆるほかの遊び人とはちがうかもしれません。

身体ではなく心を奪うタイプなのです。

気を抜いていると人生がまるごとコントロールされてしまうかもしれません。洗脳というくらいですから、一度ハマると、なかなか抜けだせないのも特徴です。

ある意味、そこらの遊び人より危険な存在だといえるでしょう。

■この手口を使う効果と男性心理

この悪い男が「お前はダメなやつだ」とレッテルを貼ってくる理由はシンプルです。

貴女をその方向にコントロールできるから。

いわば一種の催眠誘導でもあります。あえて「ダメなやつだ」「俺がいないと……」「うまくいかないよね」「俺なしではダメだ」と投げかけて精神的優位に立とうとするのです。

あたかも貴女が本当にそうであるかのような価値観を押しつけるのです。

モラハラにも通じる手口だといえるでしょう。まさに悪い男のブラック恋愛術です。

■この手口への対処法

どうやってこの手口に対処すればいいのか?

とにかく逃げること。

どれだけ笑顔だろうが、イケメンだろうが、冗談に包まれた雰囲気だろうが関係ありません。

大事なことなので、もう一度書きます。

逃げること。

よく「人は変わらない」と言います。そんなことはないと信じたいですが──このタイプに関しては貴女のために言い切らせてください。

彼の「他人をコントロールしようとする気質」は死ぬまで変わりません。

もし、その男と喋っていて、かすかに傷ついたり、自己肯定感をえぐられたりする感じがあれば、限りなくブラックに近いグレーでしょう。

その瞬間、心をシャットダウンすること。

その場は楽しいかもしれません。その台詞に惹かれている自分がいるかもしれません。

しかし、お嬢さん。

人生には取り返しのつかないことがあります。取り返せたとしても、数年感、貴重な若さを棒にふってしまうことだってあります。あとから「あのときがターニングポイントだった」と悔やんでからでは遅いのです。

この世にはかかわってはいけない人種もいます。変われない人間もいます。これは絶対のルールです。貴女に、この真実を伝える役目になってしまって残念です。

恋愛コラムを書く以上、スッキリするものを提供したかったのですが、今回だけはシビアでダークな文章になってしまったことを、どうか許してください。

その男と一緒にいて、自己肯定感下がっていませんか?

(文:浅田さん@恋愛を語る奇術師、イラスト:ますだみく)

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