人生の目標を叶える「たった2つの手順」

人生の目標を叶える「たった2つの手順」

人生の目標を叶える「たった2つの手順」

あなたは、人生で何を成しとげたいですか? な〜んて、大きな質問へ急に答えられたら苦労しないですよね。

私がこんな質問をされてせいぜい思い浮かぶのは、道端に倒れている石油王の命を救って、お礼に油田を分けてもらいたい……くらいでしょうか。発想がバカでつらい。

かつて、「キャリアプランは緻密に立てたほうがいい」と言われていました。人生を細かく計画した人は、そうでない人より何倍も成功しやすいと考えられていたのです。

しかし、スタンフォード大学のジョン・D・クランボルツ教授の調査によって、キャリアの8割は偶然で決まることがわかりました。いくら緻密に計画を立てようが、大半は偶然で決まるらしい……だったら、計画するだけムダじゃない? と考えるのも当然です。

■目標を立てれば「偶然」を操作できる

ところが、それで終わらないのがキャリアの面白いところ。

同じ教授によると、「目標達成に近づくための偶然は、自分の習慣で起こせる」と考えられているのです。

つまり、キャリアの目標を設定したうえで、目標に近づくような偶然を、自ら巻き起こせばいいのだそう。

目標達成に近づくための、偶然を巻き起こす習慣はこれら5つ。

◇ 目標達成への偶然を巻き起こす5つの習慣

(1) 好奇心:たえず新しいことを学ぶ

(2) 持続性:失敗してもあきらめない

(3) 楽観性:何があっても大丈夫、私はできると信じる

(4) 柔軟性:こだわりを捨て、人の意見をどんどん取り入れる

(5) 冒険心:成功するかわからなくてもチャレンジしてみる

確かに、こんな習慣が普段から身についていれば、自然とチャンスが巡ってきそうですよね。引き寄せの法則や、セレンディピティなどと呼ばれる「運を味方につける」考え方も、科学的にはこれらの習慣が、目標へ近づく確率を上げているのかも。

これらを踏まえ、私は「ざっくりとした目標を立てて、あとは偶然が起きるよう習慣を身に着ける」ことをおすすめしています。

■キャリアにおける目標の立て方

ここからは、私の目標を例にして「立て方」を一緒に考えてみましょう。

◇STEP1:目標を立てるには「今死んだら後悔すること」を考える

まず、今あなたが突然死んでしまったと想像してください。そのとき、あなたは何を後悔しますか? そこで後悔することこそ、人生の目標にすべきです。

たとえば私なら、こんな目標を立てます。

・どうせなら10億稼ぐくらいの野望がほしい

・健康な体のうちに世界最高の食事を食べつくしたい

・可能なら子供を授かり、子供自身の夢を叶える姿を応援したい

・男女平等な社会を実現したい

・クラスで陰キャと呼ばれた人にも、居場所がある世界を作りたい

なんとも贅沢な野望ばかりですね……。ただ、途方もない夢でも「私ならできる」と言い聞かせましょう。自分が信じない目標は、絶対に達成できません。まずは「できる」と信じられるようになるまで、言い続けてください。

◇STEP2:目標を「自己目標」と「ビジョン」に分ける

そして、目標を「自己目標」と「ビジョン」に分けます。自己目標は「10億稼ぎたい」とか「おいしいご飯を食べたい」など、主体が自分にあるもの。

対してビジョンとは、「世界をどう変えたいか」に主眼を置いたものです。たとえば私なら「男女平等な社会の実現」や「陰キャの居場所を作る」なんかがビジョンとなります。

☆目標はビジョンを基に叶えていく

そして、ビジョンを達成するために生きるとして、その途中で自分主体の目標をどう叶えるか考えます。

たとえば私なら「陰キャの居場所を作るようなサービスを考える。そのサービスで起業して、男女平等な社内風土にする。そして10億以上の生涯年収を目指し、美味しいものを取引先との接待でたらふく食べる」などが、ビジョンと自己目標を併せ持った「目標」になります。

☆ビジョンがあると目標がブレない

多くの人は、キャリアの目標を立てるときについ「年収500万」「いまの会社で定年まで働く」など自分主体の目標だけを立てがちです。しかし、自分主体の目標は、環境や立場ですぐにブレていきます。

「年収500万円がほしくて難関資格を取ったはずが、取得者が増えすぎて年収が下がってしまった。どうしよう……」などというのが、典型的なブレる例です。自分主体の目標だけだと、その時々の環境に振り回されて挫折しやすくなってしまいます。

しかし「世界をどう変えたいか」という目標は、生涯を通して変わらないもの。これを持てた人は、キャリアでもブレずにやりたいことを選べます。

ビジョンは大それた夢でなくても構いません。

「セクハラ・パワハラをこの会社から一掃する」とか、「患者さんが入院生活を楽しめる病棟にする」といったように、“周りをどう変えたいか”を意識するのです。その過程において、都度どんな自分主体の目標を立てるべきかが見えてきます。

■最後に大事なのは「自分をワクワクさせる」こと

あとは、目標を手帳などいつも目にする場所へ記し、5つの習慣を続けていくだけ。

年に2回くらいで構いませんから、「好奇心、持続性、楽観性、柔軟性、冒険心を持っているか?」と振り返ってみてください。

私はもっとシンプルに、「今の状況にワクワクしているか?」と自分に問いかけるようにしています。

ワクワクしないときは、たいていこの5つの習慣から、どれかが行き詰まりを見せています。人生にワクワクを取り戻すことで、あなたもキャリアの目標を達成できますよう応援しています。

(トイアンナ)

※画像はイメージです

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