仕事で「女」を武器にするのはアリなのか。不快感を抱いたら

仕事で「女」を武器にするのはアリなのか。不快感を抱いたら

仕事で「女」を武器にするのはアリなのか。不快感を抱いたら

今回は「女を武器にする同僚が目につく」という女性のお悩みに、外資系OLコラムニストのぱぴこさんがアドバイス。

「女」を武器にする同僚が目につく

あからさまに「女」を武器にする同僚が目につきます。仕事はそこまでできないと思うのですが、とにかく男性に頼みごとをするのが上手で、仕事中だというのに甘い声でベタベタとボディタッチをしているようです。私が気にしすぎなのでしょうか。注意するほどでもないと思うのですが、ちょっと気になります。

ぴぴー! 社内恋愛撲滅過激派のぱぴこです。その行動、職場に必要ですか? 否! ならばやめよ!! と突撃して顔にレッドカードを貼りたいですね。

その同僚としては「恋愛」をしようとしているのではなく、意識的・無意識的かはわからないながら「女性性」を活用して自分に都合がよく仕事を進めようとしているだけかもしれませんが。

とはいえ、職場にこのような「露骨」とも見える態度を持ち込む人がいるとき、イヤかイヤじゃないかというとイヤです。なぜなら風紀が乱れるから……。

性の香を職場に持ち込まないで! 夜の飲み会でやって! と叫びたくなります。

■誤魔化さないで「気に食わない」ことを認めよう

彼女の行動が気になるということですが、端的に言って「イヤだな」と不快感を抱く状況かと思います。

原因はいくつかあるかと思いますが、「こんなことぐらいで……」とか「気にしないべきかな」と変にいい子ぶらず「気に食わない!」と空を拳で割くくらいの気持ちでいいと思います。

もちろん、本人に言う必要はないです。ただ自分の中の感情をはっきりさせることをオススメします。

なぜなら「モヤモヤ」とした黒い感情は、梅雨の生乾きの衣服を着ているときのように自分にまとわりつき、「なんだかイヤな気分」がずっと続いてしまうからです。

「くさいような気がする……?」とずっと気にするよりは、「くさい! 着替える!」と現実を認めたほうが良いのと一緒です。

「悪い子じゃないし」「こんなことでモヤモヤするのは心が狭いのか」などの御託はいいので、FEEL NO!

■なんでモヤモヤするのかの原因分析

「気に食わない」という自分の中のドス黒い感情を認め、「気にするのをやめよう」と晴れやかな気持ちになれればそれで良いですが、なぜイヤなのか、一応後学のために原因分析をしておきましょう。

ざっと考えられる理由は以下のようなものです。

・女性性を活用していることへの不快感

・女性性を活用した「抜け駆け」への嫌悪感

・仕事以外の部分でプラス評価をされるのでは? という猜疑心

・自分が「損」をしているような不満感

・自分も同様の振る舞いをするべきなのか? という苦悩感

どれだけ! ということではなく、複数の理由が割合を変えながら存在する状態だと思います。「女」を使う女性への嫌悪感は、軽蔑・嫉妬・羨望といった様々な面を持ちます。

自分がその振る舞いを良いと思っていなくても、一部に評価する人がいれば、途端にその「女」を使っていない自分が「損な役回りなのでは?」という疑念が生まれますし、そのような振る舞いを自分もインストールすべきか悩むのは自然なことです。

■「女」を使って逃げ切ることの難しさ

天より与えられたセンスで、「女」を絶妙に使いこなして成果を出す女性は存在しますが、本当にセンスによるので、多くの場合は諸刃の剣でしょう。

実際問題この相談が来る程度には、彼女は相談者さんとの関係にヒビをいれていますし、少なからず周囲の人間からも同じように見られている可能性はあります。

相談文で「仕事はあまりできない」とありますが、例えば彼女よりも若くてかわいい、同じことができる女性が現れたら? もしくは、仕事もできて同じ手練手管が取れる女性が出てきたら? 彼女が使っていた武器は、一気に価値を失います。

また、男性がデレデレしていたり、優遇していたりする場合がありますが、男性陣もアホなわけではないので、表面上は「かわいい」などと持ち上げながら、厳しく見ていることも多々あります。

「女を使う」はとても難しいことなのです。

■ イヤなものはイヤだし、それは悪いことではない

何事にも適切な「場」があります。職場は仕事をする場なので、不要なものを持ち込む人がいたときに拒絶反応が起こるのは当然の結果です。

女性は、様々な角度で「かわいげを見せたほうが仕事もうまく回る」などと軽口を叩かれたり、「女を使う」ことを是とされる場面に出くわすことがあります。

しかし、イヤなものには迎合しなくていいし、自分がそれをしないことに対して思い詰める必要もありません。

目に入るとムカつく瞬間はあるでしょうが、そのときは素直に「うざいな」と思ってOKです。今回は以上です。

POINT.

・「女を使う」同僚への嫌悪感や不快感を認めてしまえ

・自分が損している気持ちになったら、それは勘違い

・「女」を使うにはセンスが必要

(文:ぱぴこ、イラスト:黒猫まな子)

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