「なんでもできる人」になる方法

「なんでもできる人」になる方法

「なんでもできる人」になる方法

学校を卒業して社会人になると、誰でも一度は自分の無能さに絶望することでしょう。

仕事をしても失敗ばかり。また社会人になり、さまざまな手続きを自分でしていく中で自分が「何もできない」ということを痛感してしまう瞬間もあるでしょう。

住民票の取り方もわからない。

ネットの契約の仕方もわからない。

エクセルの使い方もわからない。

しかしそんな皆様を嘲笑うかのように、世の中には「なんでも卒なくこなす人」が存在するのも間違いありません。

おそらく多くの場合は、自分の会社の先輩でしょう。仕事を卒なくこなし、何を聞いても的確に答えてくれる。

仕事だけでなく、恋愛やプライベートなども充実している先輩を見ていると、自分も先輩のような「なんでもできる人」になりたいと思うのは当然のことでしょう。

それではそんな「なんでもできる人」になるために一体どうすれば良いのでしょうか?

■「なんでもできる人」と「できるように見える人」の違い

イギリスの政治家であるロイド・ジョージは「なんにもできない人」として有名でした。

彼が首相であったときの政務次官であったハドソン・ケアリーは「さまざまな問題についてなんの知識も持ち合わせていなかった」と言っておりますし、経済学者であるジョン・メイナード・ケインズは「彼は空虚であり内容がない」とまで言っているのです。

しかし、この2人は彼のことをこのように評価した上で、同じような言葉を続けました。

「だけど彼は、優秀な人を集めて問題を解決することはできた」と。

◇ロイド・ジョージがある意味「なんでもできた」裏側

ロイド・ジョージは、第一次世界大戦中のイギリスで首相になった政治家で御座います。当時のヨーロッパ情勢はあまりにも繊細かつ複雑で、非常に難しい問題を抱えていたといえるでしょう。

そんな中でイギリスの首相になったロイド・ジョージは、非常に巧みな手腕でイギリスを第一次大戦の勝者へ導いたのは間違いありません。

しかし先ほどの2人の言葉もあるように、彼は決して万事に明るい人物では御座いませんでした。

彼は軍事に明るいわけでもなければ、経済政策で優秀だった訳でも御座いません。そんな彼が複雑な西欧情勢の中で正しい判断を下せたのは、彼が優秀な人を使う天才であったからでしょう。

◇本当の意味で「なんでもできる人」とは?

「なんでもできる人」に憧れてしまう方は、自分の力で全ての問題を解決する天才のような人物になろうとしてしまいます。

しかしどれほど有能であったとしても、人間ひとりにできることなど、たかが知れています。

世界一足の速いボルトは私よりもコンドームの袋詰めが遅いでしょうし、天才的なアーティストである米津玄師さんは私よりもベッドメイクが遅いでしょう。

ですので、本当の意味で「なんでもできる人」というのは万事に精通した超人ではなく、「できないことを人に頼むことができる人間」でしょう。

■「なんでもできる人」になるためには?

いわゆる「オタサーの姫」と呼ばれるような女性は「なんでもできる人」に非常に近い存在でしょう。

個人のスキルだけで見れば、オタサーの姫より有能な人物はいくらでも存在します。しかし彼女たちは、その有能な取り巻きたちに、さまざまなことを「お願い」することで大抵の問題を解決することができるのです。

もちろん皆様に「今からオタサーの姫になれ!」なんて言うつもりは御座いません。しかし、世の中の「なんでもできる人」の正体は「オタサーの姫」的な存在であることをご理解いただければ幸いです。

◇オタサーの姫がなんでもしてもらえる理由

そもそもオタサーの姫のお願いを周囲の人が聞いてくれるのは、周囲の男性たちがオタサーの姫に好意を持っているからでしょう。

もちろん恋愛的な好意とは限りませんが、何かしらの好意を持っているのは間違いありません。もしも姫のことが嫌いなら、流石にお願いを聞いたりはしないのです。

ですので「人から好かれる」ということさえできれば、その時点でほぼ「なんでもできる人」になれるのですが、そんな簡単に人に好かれることができるのであれば誰も苦労はいたしません。

◇手っ取り早いのはギブアンドテイク

それでは普通の人が「なんでもできる人」になるためにはどうすれば良いのでしょうか?

特に社会人になってからであれば、基本的にギブアンドテイクということを心がけなくては「なんでもできる人」になれません。

皆様が何かの優れたスキルを持っていて、それを誰かのために役立ててあげれば、その誰かは皆様のために自分のスキルを使ってくれるのです。

言うのは非常に簡単ですが、これを実際に成し遂げることは容易なことでは御座いません。

◇なんでもできるチームを作ればいい

しかし自分ひとりで「なんでもできる人」になるのではなく、周囲の人と協力して「なんでもできるチーム」を作れば良いと考えれば、だいぶ簡単なように思えるのではないでしょうか?

そもそも皆様がこうしてなんだかんだで生きているということは、皆様のできないことを誰かが代わりに助けているということなのです。

つまり皆様はすでに「なんでもできる人」になりつつあるといえるでしょう。もしも本当に何もできないのであれば、自分の食事を賄うこともできず、既に死んでいるはずです。

■とはいえ「ぼっち」から学ぶ有能さもある

「ぼっち」

友達も恋人もいない孤独の民。そんな彼らは得てして「なんでもできる人」になりがちであるといえるでしょう。

彼らはぼっちなので人に頼むことができません。そのため、何か問題が起きたときには自分の力で問題を解決しなくてはならないのです。

そんな彼らは「自分でできること」の範囲がどんどん広がっていく存在でしょう。

引越しのときは友人に手伝いを頼むことができず、引越しの手配方法を学びます。

税金の処理も人に相談することができず、自らの力で税制を学んでしまいます。

「ひとり焼肉ができない」などと言っているリア充を他所目に、彼らは焼肉が食べたければひとりで食べることしかないのです。

このような経験を経て、ぼっちは有能になっていきます。

もちろん皆様に「ぼっちになれ」と言うつもりは御座いませんが、ぼっちではない方が自分のスキルを上げるためにも「ぼっちの行動」を学ぶことは重要でしょう。

◇調べることで私たちは(大抵のことが)できる

それでは、ぼっちは一体どのようにして、自らのスキルを高めているのでしょうか?

それは意外と非常に単純な方法で御座います。皆様も今この瞬間から行うことができる方法といえるでしょう。

「調べる」

これだけで御座います。

10数年前であれば、わからないことをすぐに調べるというのはなかなかに難しいことで御座いました。しかし、スマホが普及した現代においては大抵のことは調べればすぐにわかります。

わからないことは調べて、試しに自分でやってみる。

ぼっちはこの積み重ねがあるので有能になっているだけなのです。

もちろんあまりにも膨大になったインターネットという世界で自分が望んだ正しい回答を得るためにはある程度のスキルが必要になってきます。ですので「なんでもできる人」になりたいのであれば、まずは調べる力を身につけなくてはなりません。

■「なんでもできる」と言う人は危険人物

もしも皆様の周りに「自分はなんでもできる」と思っている人がいたら、その人とは少しずつ距離を取ったほうがいいでしょう。

そんな人間は存在しないのです。ですので「自分はなんでもできる」と思っている人は、自分の無能さを理解していない危険人物でしかありません。

中高生くらいが思春期にありがちな万能感でそう言っているのであればかわいいものですが、社会人になってもそんなことを思っている人がいたら、危険人物であるとしか言えないのです。

間違いなく近いうちにやらかすことでしょう。

ですので、皆様はどうか「自分はなんでもできる」などという傲慢で無知な方にはならないようご注意くださいませ。

なんでもできるように見える人に憧れる気持ちはわかります。

しかし本当になんでもできる人はなんでもできる人ではなく「できないことを人にお願いすることができる人」でしかありません。

(ラブホの上野さん)

※画像はイメージです

関連記事(外部サイト)