【花言葉】「感謝」にまつわる花

【花言葉】「感謝」にまつわる花

【花言葉】「感謝」にまつわる花

感謝を伝えたい時、言葉だけではなくちょっとした花を贈ると喜ばれやすいですよね。

好きな花を選んで贈るのもいいですが、私は一度、人にプレゼントした花が、実は意味深な花言葉を持つということを後から知り、後悔したことがあります。

もちろん、感謝を伝えたいという気持ちこそが大切です。でもその出来事をきっかけに、花言葉を意識するようになりました。

今回は、感謝の気持ちがストレートに伝えられる花と花言葉をご紹介します。

■春の花(3~5月)

春は、感謝の言葉を持つ花を組み合せて花束にして贈っても良さそうです。

◇レースフラワー「感謝」「ほのかな思い」

ヨーロッパでは、強壮・健胃・利尿作用のあるハーブとして、レースフラワーの実が利用されてきました。そこから派生して、「感謝」の花言葉が生まれたそうです。

白く小さな花が集まって、それがさらに花のように見えます。

レース編みの細工のような繊細で高貴なレースフラワーは、派手な色の花に添えるのもぴったりで、ささやかな感謝の気持ちを込めて贈りやすい花です。

◇黄色のラナンキュラス「優しい心遣い」

もともとは花びらが5枚の黄色い花だったラナンキュラス。十字軍によってヨーロッパに渡り、品種改良されてから色や花びらが増え、印象ががらりと変わりました。

黄色い花は特に優しいイメージを与えてくれるので、親切な心遣いをしてくれた方へ気持ちを込めて渡すのにぴったりです。

◇ピンクのカスミソウ「感激」

英名では「Baby’s breath(赤ちゃんの吐息)」と呼ばれるかわいらしい花。

和名は、細かく別れた枝に小花をたくさん咲かせた様子が春がすみのように見えることから付きました。

白いカスミソウではなく、あえてちょっと珍しいピンクのカスミソウを選ぶことで、相手に特別な感謝を伝えてみるのもすてきですね。

◇赤のヒナゲシ「感謝」

ギリシャ神話では、眠りの神ソムアヌが豊穣(ほうじょう)の神デメテルを眠りにつかせるために作った花とされ、「眠り」の花言葉もあります。

色によって意味が変わってくる花で、黄色には「富」や「成功」の花言葉も。

感謝の花言葉を持つ、レースフラワーやカスミソウと組み合わせてもすてきな花束になりそうですね。

◇ゲンゲ「心が安らぐ」

野山が近い場所で育った方には、「レンゲソウ」と言えばぴんとくる方も多いかもしれません。

正式な和名はゲンゲ。中国では乾燥させて生薬として使われており、花言葉も花が薬用成分を持つことに由来しています。

もし家族や友人、パートナーと散歩をしている道中でレンゲ畑を見つけたら、「いつも安らぎを与えてくれてありがとう」と、花言葉と一緒に日頃の感謝を伝えてみるのもいいかもしれません。

夏の花(6~8月)

夏には爽やかな見た目や香りのする花を贈るのもいいですね。

◇モルセラ「永遠の感謝」

夏にぴったりの、爽やかなミントのような香りのする花は、貝殻のようなガクの中に小さく咲いています。

和名は「貝殻サルビア」で、乾燥させるとドライフラワーにもなり、長く楽しめるのもいいですね。

爽やかな香りの花なので、男性にも贈りやすい花です。

◇ツルコケモモ「心の慰め」

鉢植えで贈りやすい花で、下向きに小さい花が咲いた後は、大きな赤い実がなります。酸味が強いその実は、ジュースやジャム、アメリカではターキーに添えるソースにも使われるそうです。

いつも支えてくれる家族や恋人、友人が料理好きであれば、鉢植えで贈ってみてはどうでしょう。花言葉である「心の慰め」と一緒に、「いつも支えてくれてありがとう」と感謝の気持ちを伝えてみては?

◇宿根アマ「ご親切にありがとう」

涼しげな印象の青紫のかわいい花です。草丈が高いので、切り花にも適しています。

お世話になった相手へ丁寧にお礼をしたい場合に、花言葉と共に贈ってみてはどうでしょうか。

◇ラグラス「感謝」

イネ科の植物で、ふさふさとした柔らかい毛と丸みのある形から、ギリシャ語で「野ウサギの尻尾」を意味し、和名もウサギノオと名付けられています。国が違っても、同じ意味なのが面白いですね。

ドライフラワーにもなるので、長く鑑賞することができます。赤や黄色や青に着色されて出回っていることもあるので、そちらをチョイスしてみてもいいかもしれません。

◇カンパニュラ「感謝」

ラテン語で「小さな鐘」、和名も「風鈴草(ふうりんそう)」と見た目のイメージから名前が付いています。

ギリシャ神話では、花の女神フローラが精霊カンパニュールの死を悼んで、彼女をこの花に変えたそうです。

「思いを告げる」という花言葉もあるので、感謝や自分の思いを伝える際に選ぶのにぴったりです。

■秋の花(9~11月)

秋の花には、日本で長く愛されているものもありました。

◇ミズヒキ「感謝の気持ち」

花が紅白なところや、贈答品に付ける水引に似ていることから、「寿」や「お祝い」という花言葉もあります。

お世話になった人に、プレゼントやお花を贈りたい時や、お祝い事で感謝の意を伝えたい時に使いやすい花です。

◇オミナエシ「親切」

能楽の演目になった花で、平安時代の紫式部日記でも「橋の南なる女郎花(おみなえし)のいみじう盛りなるを」と愛でた記述がある、昔から日本人に親しまれてきた花です。

秋の七草の1つでもあり、黄色い小さな花は控え目ですが、とてもかわいく華やかで「美人」という花言葉もあります。

いつも親切にしてくれる女友達や職場の同僚へ、感謝の気持ちと一緒に贈ってみては?

◇フジバカマ「優しい思い出」「あの日を思い出す」

花は無臭ですが、葉を乾燥させると桜餅のような良い香りがするので、昔の人はにおい袋に入れて持ち歩いたり、髪の毛を洗うのに使ったりしていたそうです。

秋の七草の1つでもあり、『源氏物語』や『徒然草』にも登場するこの花は、奈良時代に日本へ渡来したといわれています。

優しくしてもらった人に、エピソードを交えて感謝を伝えたい時に渡しやすい花ですね。

◇マツバボタン「親を思う気持ち」

夏の暑さにも負けず、日照りにも強いので「日照り草」とも呼ばれています。色は白、黄色、赤、ピンクと色とりどりで、葉は肉厚です。

花が咲き始める頃に茎を切って土に刺しておけば、また同じ花が咲きます。それほど強く育てやすい花なので、親へ感謝を伝えたい時に贈ってみてはどうでしょうか。

◇メランポジウム「小さな親切」

ちょっとしたお礼に花を贈りたい時にぴったりな花言葉を持つ、メランポジウム。

夏の暑さにも強く秋まで咲き続け、明るさを感じさせる姿も人気で、プランターや花壇でもよく見られるお花です。

花を長く楽しみたいなら、咲き終わった花がらをこまめに摘み取ってあげてください。

冬の花(12~2月)

花の少ない冬だからこそ、寒さに強いタフな花や出回る期間の長い花が、暮らしに彩りを添えてくれます。

◇ノースポール「お慕いしています」

正式名称は、「クリサンセマム・パルドサム」と長いですが、通称であるノースポールの名で流通していることの多い、シンプルでかわいらしい花です。

寒さに強く、冬のガーデニングでも活躍します。尊敬の念や、恋心のある人に贈るのに適した花言葉です。

◇ピンクのカーネーション「感謝の心」

真っ赤なカーネーションは母の日のイメージがある人も多いかと思いますが、ピンクにも愛情あふれる花言葉があります。

組み合わせるとカラフルでかわいい花束になりますが、色によって意味が違い、黄色は「軽蔑」、濃い赤は「心に哀しみを」などネガティブなイメージになるので、感謝の花言葉を贈りたい時は避けた方が無難です。

◇エラチオールベゴニア「親切」

こんもりとした株にピンクや黄色、オレンジなどの花を咲かせます。

鉢花で育てる場合は、冬は南向きの窓辺に、春は明るい日陰に置いてあげると良いでしょう。

冬の鬱々とした季節に、明るくて長持ちする花を贈りたい方はぜひ鉢花で探してみてください。

◇ベゴニア・センパフローレンス「あなたは親切」

ベゴニアの中で最もポピュラーな品種。

冬のとても寒い時期以外は花を咲かせてくれる丈夫な花なので、ガーデニング初心者へ鉢植えや苗で贈るのにもぴったりです。

◇ピンクのバラ「感銘」

花の女王様であるバラは、紀元前2000年にはすでに栽培されていたといわれるほど長い歴史を持っています。品種も多種多様で、色や本数によって細かく意味が異なります。

感謝の気持ちを伝えたい時にピッタリなのは、ピンクのバラです。カスミソウやレースフラワーと組み合わせてブーケにしても、その美しさが際立ちますね。

花という見える形で感謝を贈ってみよう

「ありがとう」の言葉は、掛けてもらうだけでうれしい気持ちになるものです。でも、言葉だけではまだ足りないなと思う時もありますよね。

花を一緒に贈れば、花言葉で思いが伝わるし、形としても残るので、その花を見る度にうれしい気持ちになってもらえます。

母の日にカーネーションを贈るように、もっと気軽に感謝の気持ちを花言葉で贈る機会が増えるといいですね。

(さかもとみき)

※画像はイメージです

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