危険。倦怠期になりやすい「3つの時期」
2020年11月28日 17時10分 マイナビウーマン

危険。倦怠期になりやすい「3つの時期」
最初はあっという間に過ぎたデートの時間も、今となっては「盛り上がりに欠ける」「何だか一緒にいてもつまんない」なーんて感じてしまうことない?
下手すると、デート中に相手の顔じゃなくスマホなんかのぞいてたりして……(笑)。
そう、どんなラブラブだったカップルでも、ときめきは次第に失われていく。だって毎回同じことを繰り返せば、誰でも「慣れていく」ものだから……。
好きな相手とたくさん過ごせば過ごすほど慣れてきてしまう。そんな恋の停滞期、つまり「倦怠期(けんたいき)」は誰にでも訪れるもの。
今回はあなたの恋が続くために、それを乗り越える方法をひも解いていきますよ。
■「倦怠期」とはどういう時期のこと?
倦怠期とは、「慣れ」や「飽き」が生じてくる時期のこと。
恋の始まりや付き合い始めた当初は「キュンです」となっても、一緒にいれば新鮮さはなくなり、相手との関係に飽きがきたり退屈になったりしていく。
そんな時期を克服できるカップルもあれば、克服せずに別れてしまうカップルも……。
■倦怠期になりやすい時期
では、カップルが倦怠期に突入しやすい時期や理由をレクチャー!
備えあれば憂いなし。あらかじめ倦怠期を予測しておくことも大事なこと。
◇付き合って半年
付き合ったばかりの時は、何をするにしても初めてのことばかりで、楽しくて仕方なかったはず。
でも、半年くらいになると緊張感も緩み、デートで行く場所もやることも次第に毎回同じになってくる。
また、付き合い当初には見えなかった互いの本性がチラチラ見えてくる時期。
当初は彼女の前でかっこつけて見栄を張ったり、彼氏の顔色をうかがって良い子にしていたりしても、半年も過ぎれば次第に自分の感情や意見もぶつけるように……。
◇付き合って1年
付き合って1年というのは、一通りカップルで四季のイベントを過ごし思い出もつくってきたので、いろんなことを「当たり前」として受け止めるように。
相手を喜ばせようとする気合いや気持ちも、1年も経つと手抜きし始めるので、ますます新鮮味がなくなるの(笑)。
これまで気遣っていたことを互いがしなくなることで、相手のあらが目についてイライラしたり、不満が爆発してけんかに発展したり、なんてことも……。
◇付き合って3年
やることなすこと全てが定番化して、感動や感謝が減ってくる時期とも言えるね。
もう互いの人間性や考え方も分かってきているので、行動パターンも読めてくるはず。
もめ事や口論になることを避ける知恵もつくため、逆に自分の気持ちを相手にぶつけることが少なくなり、それがマンネリに拍車をかけることも……。
付き合って3年も経てば結婚の意思を固めるカップルもいると同時に、ここでマンネリ化してしまうカップルはタイミングを逃してしまい結婚への勢いがなくなってしまうことに。
「3年も付き合えば大丈夫」というわけではなく、その倦怠期からかえって他の異性に目がいってしまい浮気……なんてことも「倦怠期あるある」だよね。
「倦怠期」における男女の感じ方の違い
倦怠期と言っても、男女間では恋愛の価値観には差があり、感じ方は変わるもの。
これまで男女の思考回路の違いや男心・女心を分析し、自ら経験して得た恋愛の教訓を書き続けてきた神崎桃子が、そんな倦怠期における男女の感じ方の違いを解説。
◇男性は「自分のライフスタイル」に戻りたがる
男性は、初めの頃は無理をしてでも頑張るもの。
しかし付き合いに慣れて安定してくると、仕事や友達付き合いに比重を置くようになるの。
多くの男性は「恋愛はあくまで生活の一部であって、全てではない」ので、元々の自分のライフスタイルに戻りたがる。
だから倦怠期になると、彼女とのことを「うざい」「面倒くさい」と感じてしまったりしがちなの。
◇女性は「付き合い始め」と比較して不信感が募っていく
逆に女性は、生活において恋愛の占める割合が多い。
デートやドライブに連れて行ってくれる、会いに来てくれる、心配してくれる……などなど、彼氏に愛され優しくされることを望んでいる。
女性からしたら、付き合い始めはやってくれていたことなのに、それがなくなることで「彼は私のこと好きじゃないのかも……」「この人と付き合っていていいの?」と不信感が出てくるの。
男性が「彼女からの不満が多くなった」「自己主張が多くなった」と感じ、女性が「彼が優しくない」「彼の愛が足りない」と感じた時が、まさに「倦怠期に突入した」と言えるね。
■あなたや相手はどう? 「倦怠期」の特徴をチェック
ここで、男女それぞれが感じる「倦怠期の特徴」を伝授。
ぜひ、チェックしてみてね!!
◇女性が感じる「倦怠期」の特徴8つ
以下の項目に多くあてはまる女性は、彼氏との間に倦怠期を感じているかも!
□彼が話をちゃんと聞いてくれない
□彼からのLINEの返信が遅い、そっけなくなった
□彼が2人でいる時にスマホをいじることが多い
□家でだらだら過ごすデートが多くなった
□彼がデートの費用を出ししぶるようになった
□セックスにムードがなくなった
□彼の「面倒くさい」「今度ね」が多くなった
□彼が断りもなく友達と飲みに行ったりする
◇男性が感じる「倦怠期」の特徴9つ
以下の項目に多くあてはまる男性は、彼女との間に倦怠期を感じているかも!
□彼女がいろんなことに首を突っ込んできて、母親のように干渉してくる
□彼女のわがままや主張が強くなったと感じる
□彼女からのLINEに気づかないふりをしてしまう
□彼女が自分の予定や行動を把握しないと気が済まない
□デート中にSNSをチェックしてしまう
□彼女の服装や化粧に気合いが入っていないように感じる
□「また今日も○○?」「つまんない」と文句を言われるようになった
□彼女の笑顔が減って喜んでくれなくなった
□スキンシップやボディータッチが少なくなった
■「倦怠期」の乗り越え方
倦怠期は交際が続けばどんなカップルにも訪れるもの。
縁があって付き合った相手、一緒に乗り越えたいものです。
その試練を乗り越えた2人こそ「本物のパートナー」になれるのだから……。
◇距離を置き、しばらく会わない
一緒にいることが当たり前になってくると相手のありがたみや、相手を思いやることを忘れてしまうもの。
距離を置き、あえて会わない時間をつくることで、「互いの大切さ」に気付けることがある。人間は近すぎると見失うことも多いからね。
ただし、距離を置く場合はそのまま自然消滅なんてことにならないために、「いつまで」という期間を設けるべき!!
いったん距離を置いてその期間が終わったら、今後のことを決めようよ。
本当に大切なものに気付けば、もう一度新たな気持ちでスタートできるんじゃない?
◇ちゃんと向き合って話し合う
付き合っていれば、互いにドキドキ感や刺激がなくなるのは当たり前。
それを乗り越えるには、お互いのことをより深く探ってみることが必要!
だからこそ、自分の今の気持ちを正直に打ち明けてみる。
付き合いが長くなると、相手の気持ちを自分で一方的に推測してしまって、改めて話し合う機会をつくらなくなるもの。
しかし、相手の本心を聞くことや自分の思いを伝えることは、恋愛関係で互いが成長するためにしなくてはならないこと。
話し合いもせずに、ただ心の中で「最近つまんない」「楽しくない」ともやもやを抱えているだけでは、何の解決にもならないよ。
どうしたら2人の関係が良くなるか。「こうしたい」「こうしてほしい」「こうしたらいい」と話し合うことで、自分にも落ち度がなかったか改めて考えられるしね。
2人の絆を深めるには、何よりもコミュニケーション。互いに素直になることなのです。
◇思い出の場所に行ってみる
初めてデートした思い出の場所などを訪ねてみるのもおすすめ。
「ここで○○したね」「こんなことあったね」と思い出話やエピソードをシェアすることで、付き合い始めた時の気持ちを思い起こさせてくれるはず。
2人の足跡を振り返ることは、「相手の大切さ」を再確認する良い機会になる。
付き合った当初のLINEのやり取りや昔の写真を見直すのもあり。
「あ、こんなふうに思ってくれてたんだ」「自分がちゃんと分かってなかったかも……」なんて思い起こしてみると、相手の気持ちが理解できるようになることもあるよね。
倦怠期打破のセオリーは「初心忘るべからず」……。どうか出会った頃の気持ちは絶対に忘れないで。
何より大事なのは「当たり前の大切さ」に気付くこと
倦怠期といっても、それはただの言い訳にしかすぎない。
付き合いが長くなればなるほど「当たり前」が増えてきて、相手に甘えて自分は怠けてしまうだけ……。
だから、恋愛においては「当たり前」のことに「慣れ」ちゃダメ。
今、隣にいることを当然だと思わないで、2人でここまで一緒に過ごしてこられたことに感謝すべきね。
(神崎桃子)
※画像はイメージです