【医師監修】ニキビができる位置で違う! 原因と治し方

【医師監修】ニキビができる位置で違う! 原因と治し方

【医師監修】ニキビができる位置で違う! 原因と治し方

ニキビはできる位置によって、それぞれ原因が違うことをご存じですか? 今回は、医学博士・形成外科専門医の齋藤真理子先生に、ニキビのできる位置ごとの原因やその対処方法についてお聞きしました。

■ニキビができる原因と、ニキビの種類

まず、ニキビができてしまう原因とメカニズムやニキビの種類について、斎藤先生にお聞きしました。

◇ニキビができる原因

齋藤:ニキビ菌は、大切な皮膚常在菌のひとつです。皮脂をえさとして生息していますが、毛穴がつまると皮脂が外に排出されず増えてしまい、ニキビ菌も増殖します。そうすると皮膚常在菌のバランスが崩れて、ニキビができてしまいます。思春期のニキビは、清潔にして洗顔していれば症状が軽くなり良くなることも多いです。しかし、大人ニキビの場合は、ホルモンバランスの乱れにより肌の代謝が悪くなり、ターンオーバーが遅くなります。すると古い角質の蓄積や肌の乾燥を助長するので、毛穴がつまりやすくニキビになってしまうのです。

◇ニキビの種類について

齋藤:ニキビの種類は見た目の色味で、白、黒、赤、黄ニキビなどに分かれています。

☆白ニキビ

毛穴に皮脂がつまり、まだ感染していないニキビ菌が増えている状況です。

☆黒ニキビ

毛穴に詰まった皮脂が、酸化して黒くなってしまった状態です。

☆赤ニキビ

毛穴の中でニキビ菌が増えて、炎症を生じた状態です。

☆黄ニキビ

赤ニキビの炎症が悪化して、膿の状態になっているニキビです。

■ニキビができる位置と原因

ニキビができる原因についてはわかりました。では、次にできる位置によって違う、ニキビの原因について具体的に教えていただきましょう。

◇おでこ・こめかみ

皮脂の分泌量が多く汚れやすいのと、髪の毛などが触れる機会も多いため、思春期のニキビができやすいところです。

◇鼻

白ニキビや鼻の黒ずみをもたらし、なかなか詰まった状態を治すことが難しい部位です。

◇頬

面積が広く、炎症を起こしやすい。赤く腫れあがったニキビができやすい場所です。

◇あご

過剰なストレスや生活習慣の乱れによって、ホルモンバランスが崩れることが原因です。

◇背中

皮脂や汗の分泌が多く、皮膚の角質層が厚いところです。衣服の影響で蒸れやすく、ニキビが発生しやすい環境にあります。

■ニキビができる位置と対処方法

斎藤:全てに共通することは、生活リズムを整えることと、食生活を見直すことです。その上で、位置ごとの対処法を紹介します。

 

◇おでこ・こめかみ

皮脂分泌が多い所なので、清潔にしながら角質がつまらないようにすること。

◇鼻

指で押したりせずに、鼻の炭酸パックなどで皮脂を浮かせてとるのがオススメです。

◇頬

赤ニキビから黄ニキビになりやすいところなので、ニキビ跡にならないように指でつぶしたりしないようにしましょう。

◇あご

ホルモンバランスを整えるために、規則正しい生活リズムで、ストレスをなくすことや食生活を見直すことが大事。

◇背中

皮脂の分泌が多いからと言ってゴシゴシこするのではなく、やさしく角質を除去することが大切です。

■まとめ

ニキビができた位置ごとに違う、原因と治し方がわかりましたね。あとは生活のリズムと食生活に気を付けて、上手に対処しながら過ごしていきましょう。

(監修:齋藤真理子)

※画像はイメージです

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