非モテ20代がマッチングアプリで初めての恋活。最初に感じた葛藤とは?

非モテ20代がマッチングアプリで初めての恋活。最初に感じた葛藤とは?

女性を「いいかも!」「イマイチ」などで選別する行為に、いきなりつまづいてしまったアプリ初心者だったが......

友達の紹介や合コンと並ぶくらい出会いのカタチのスタンダードとなったマッチングアプリ。2回にわたってその基礎知識やノウハウを紹介したが、実際どんなやり取りをするのか不安......という人のために、週プレNEWS読者代表のミウラ(26歳・会社員、彼女いない歴5年)が、約2ヵ月間のマッチングアプリ活動を報告する!

まずはマッチングアプリ活動は初めてだというミウラに、彼女ほしい願望の本気度を聞いた。

「前の彼女とはお互い就職してすれ違い始め、嫌いになったわけじゃないけど別れてしまった。そこから5年、仕事に夢中だったし日々充実してたから彼女を作るタイミングがなく、最近になってふと彼女がほしいと思うように。でも正直、合コンなどは気がひけるし、マッチングアプリもちょっと腰が重たいです」

イマイチやる気がなさそうだが、恋活アプリの2大巨塔、ユーザー総数国内最大規模を誇る『タップル誕生』『Pairs(ペアーズ)』のふたつを試すことに。まずは自身でプロフを作成し活動開始して1週間、ある葛藤と戦うことに......。

「なんというか、女性を顔やプロフで判断し、『いいね!』とか『イマイチ』などと左右にスワイプすることに強い抵抗感があります。まるで女性を検品するかのような行ないに自己嫌悪に陥るような。僕は人をそのように"いる・いらない"で区分けできるほどの男なのかと。僕にはやはりマッチングは向かないかも」

文学部卒のマジメ系青年はそんなことにつまずくのかってことに驚きだが、自己嫌悪してないでとりあえず先に進めと励まし、なんとか1日に5人ほどの女性に対し震える手で「いいね!」を押すミウラ。しかし、「いいね!」が返ってきたのがたったのひとりと、かなり苦戦状態。おまえも検品されてるってことだよ! というわけで、しょっぱなからミウラの士気はだだ下がる。

だんだん女性の顔がみんな同じに見えてきちゃって。活動開始し数日後にようやく『いいね!』に対し『いいね』が返ってきてマッチング成立するも、今度はどんなメッセージを送っていいやら迷って面倒になってきてしまって。なんというか語尾コミュニケーションが難しいですよね」

ご、語尾コミュニケーション!? ナニを言っているのだ?

「いや、こういうメッセージって、きっと最後の語尾に「w」をつけたり顔文字つけたり、そのバランスが大事なのかと思いまして。そういうコミュニケーションツールなのだと思ったのですが」

ん!? 本当にそうなのか? ここで、合コンからアプリまで様々な出会いを実践しつつ研究する恋愛コンサルタントの鈴木リュウ氏に聞いた。

「語尾コミュニケーションも当然大事ですが、それは正直に申し上げて二の次です。まずマッチングアプリ活動の勝敗を左右するのは一にも二にもプロフページの印象。『いいね!』返しがこないだとか、そもそもミウラ氏に対して女性から『いいね!』がこないということは、このプロフが圧倒的に魅力に欠けるということでしょう」

とゆーわけで、ミウラのプロフの何がダメで何が良いか、ここで公開処刑......ならぬ、解説したいと思う。

――鈴木さん、率直にこのプロフの良い面と悪い面についてご教示ください。

「まず良い点はしっかりプロフィール本文を長く細かく書いていることですね。趣味などたくさん書いているので興味を持つ人がいるかもしれません。でも......」

――でも? 悪いところは? まずはプロフの写真からダメ出し願います。

悪いところは上記以外全部です! プロフの優先順位は第1に写真の印象、第2にプロフ文の内容。プロフ文を読んでくれる人は写真に好印象を持った人だけなので、写真が充実していないのはNGです。全身写真も含め最低でも3枚はほしいところ。笑顔の写真、友達との飲み会風景の写真、趣味の何かをしてる最中のスナップ写真など。アイマスクの写真はかなりスベってますね!」

――グサッ! では、プロフ文はどうでしょう。

「まずプロフ文に『容姿に自信がない』など思ってても書いちゃダメ。自信がない人と会いたい女性なんていない。そもそも容姿がNGな女性は勝手にスルーするのでわざわざ書く意味もない。それに......」

と、あまりにミウラのプロフがダメすぎるため、以下にダメ出しを列記する。
・不得意なことや好きじゃないことは書かない
・女性が興味なさそうな「哲学・宗教」などは書かない
・つまり、自分の趣味や好きなことで女性が興味を持ちそうなことだけを書く
・さらに、過去にどうだったよりも未来にどうしたいのか、どんなデートができるのかを書くべき
・女性の好きなタイプが抽象的で曖昧なので、もっと恋愛に関する情報を増やすべし
・つまりプロフ文は基本的にポジティブな情報だけ並べる!

――めっちゃダメ出し! では、メッセージが返ってこないとか続かない問題についてのダメ出しも!

「まず1投目が『よろしくお願いします』というスタンプだけというのはあまりにひどい。顔出ししている女性には趣味から入るのではなく『めっちゃタイプです!』とか『素敵な笑顔に惹かれました』などと最初に言うと1万倍くらい女性からの返信率が上がります。

たとえ趣味で繋がることを標榜するマッチングアプリでも女性の容姿を褒めると、99%『ありがとうございます』と返事がきますから」

――なるほど。では1投目のメッセに返事はあったのに2投目以降が続かないのはなぜですか?
 
「ミウラさんのメッセで言えば、『プロフを見てお話させていただきたく』思ったら自分から話が盛り上がるような会話をすること。その後に趣味の話題を切り出し質問形式にすると良いです。『ありがとうございます』ときたら『っていうか、◯◯お好きなんですか?』といったように。

また、趣味でつながっているなら、『ウエルベックお好きなんですか? 僕も好きで「服従」は2回読み返しちゃいました(笑)』など共通点をアピールし、なおかつ質問するのが良いでしょう」

これらのアドバイスを聞き、ミウラの感想はというと?

「僕の性質上、『めっちゃタイプです』みたいな言葉は口が裂けても言えない。けど会話を盛り上げるための糸口は見つけられた気がします。あとはまあ、メッセージがそれなりに盛り上がってた気がするのにいきなり途絶えたりすると、すごくショックです。そういう突然のコミュニケーションの断絶にもアプリをやる上では慣れないといけないかもしれません」

これには鈴木氏からもこんな励ましが。

メッセのやり取りが途中で途絶えるなど、山ほどありますよ! だからこそスムーズに会う約束を取り付けることが大事なのです。嫌な言葉を言ってくるような女性もいますし、そこはもう気にせず、そういう人もいるくらいの感覚で前向きに良い出会いを見つけるのが良いと思いますよ」

とのこと。次週では鈴木氏に加筆修正してもらったプロフやアドバイスを踏まえて活動再開したミウラが、見事女性とのマッチングからのやり取り、出会いに至るまでをレポート。

(制作協力:ミウラヨシタカ[ビーワークス])

取材・文/河合桃子

関連記事(外部サイト)