【B級フード研究家・野島慎一郎のバカレシピ】大谷翔平もびっくりのサッパリ&コッテリの二刀流!「冷やし中華で夏二郎! ニンニクポン酢ラーメン」

独創的な料理を続々と開発している野島慎一郎氏

『週刊プレイボーイ』で「激ウマ!! バカレシピ研究所」を連載中のB級フード研究家・野島慎一郎(のじま・しんいちろう)さん。

今回の"バカレシピ"は、スーパーやコンビニで売れ残った冷やし中華をガッツリ系のラーメンにアレンジした「冷やし中華で夏二郎! ニンニクポン酢ラーメン」!

* * *

【今回の食材】
・冷やし中華(ポン酢ベース)2人前 ・モヤシ 1袋 ・キャベツ 適量 ・焼き豚 適量 ・焦がしにんにく(ハウス食品)適量 ・ラード 適量

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野島 今年は梅雨が長かったなあ。気温がずっと低かった。

助手 本当ッスね! 冷やし中華とかそうめんとか、夏の風物詩を全然食べないうちに8月になっちゃったッス。

野島 スーパーやコンビニでも冷やし中華が売れ残ってるのをよく見かけました。でもそのおかげで、売れ残って半額になった冷やし中華を使ってガッツリ系のラーメンにアレンジするバカレシピを思いついたんだ。

助手 半額になるのを待って買うとか貧乏くさいッスね。っていうか、ポン酢ベースのラーメンなんて本当にウマいのか!?

(1)ゆでる! 鍋にいっぱいのお湯を沸かし、麺と野菜をゆでる。野菜はゆですぎると水分が出るためサッと湯通しする程度がオススメ。麺はゆでた後に熱湯をかけてぬめりを取ろう

野島 うるさいな。食べたら納得の味になりますから。まずは熱湯でモヤシとキャベツを湯通しし、続いて冷やし中華の麺もゆでていきます。

助手 まあここまでは普通ッスよね。問題はスープッス!

(2)スープ! 丼に冷やし中華のタレ、ラード、焦がしにんにくチューブを入れて熱湯で溶かしスープを作る。3倍程度に希釈するのを目安に、味見をしながらお湯の量を調整すること

野島 スープは丼に冷やし中華のタレを入れ、熱湯で薄めて作りますが、決め手となるのはラードとハウス食品の「焦がしにんにく」! これらもたっぷり溶かすことでサッパリとコッテリの二刀流スープになります。

助手 ウヘーッ! そんなに入れちゃうんだ。毎度のことだけど、ポン酢と脂とニンニクなんて味の想像がつかないッス!

(3)盛る! スープの用意ができたら丼に麺を入れ、野菜を山のように盛れば完成。オススメトッピングは焼き豚と焦がしにんにく。冷やし中華よりもラーメンに合う具材を選ぶのがポイント

(4)完成!「冷やし中華で夏二郎! ニンニクポン酢ラーメン」

野島 あとは野菜を盛れば完成ですが、せっかくなので焼き豚と「焦がしにんにく」もトッピングしましょう。さあ、食べてみて!

助手 ズルズルズルッ......ええっ! なんだこれ!? 完璧に激ウマラーメンとして成立してるじゃん!! 酸辣湯麺(サンラータンメン)のような雰囲気もあるけど、後から追いかけてくる豚とニンニクの風味と野菜の存在感は完全に二郎だし、まさしくサッパリとコッテリの二刀流!! っていうか、ポン酢とニンニクがこんなに合うなんて知らなかったッス!!

野島 生ニンニクのチューブや刻みニンニクだと辛味が強くてニンニクがポン酢に勝っちゃうんですけど、この「焦がしにんにく」はニンニクのうま味のいいとこ取りをしているのでバランスが完璧に整うんです。

助手 これなら冷やし中華を食べるには涼しいけど、梅雨でジメジメしていてサッパリしたい気分のときにピッタリッス!

(5)激ウマ! あとは全体をよく混ぜて豪快にすすって食べるべし。冷やし中華は細麺のものが多くラーメンよりものびやすい。麺から先に食べるのが最後までおいしく食べるコツとなる 

野島 ちなみにコンビニ弁当の冷やし中華でもレンチンで簡単に作れますよ。

助手 これはぜひたくさんの人に試してみてほしいッス!

野島 でも今回の記事が配信される頃は残暑の真っただ中ですね。きっとそのまま冷やし中華を食べたくなるはず。

助手 ふざけんな! もうちょっと紹介する時期を考えろ!

●野島慎一郎(のじま・しんいちろう) 
ライター、マンガ家、B級フード研究家。独創的な料理を続々と開発している。著書『世界一美味しい「どん二郎」の作り方』(宝島社)。YouTube『のじまちゃんねる』

撮影/下城英悟

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