定置網漁が見学できる内房の海の駅 獲れた魚はそのまま朝食

定置網漁が見学できる内房の海の駅 獲れた魚はそのまま朝食

「ばんやの湯」宿泊時の夕食。水揚げされた魚によりメニューが変わる

 夏はひまわり、秋はコスモスと自然あふれる千葉県・房総半島の内房に位置する「きょなん・ほた海の駅」。東京駅からJRで約2時間、漁業が盛んな地域だ。

 この海の駅には、「お食事処ばんや」「ばんやの湯」という施設がある。ばんやとは、「漁師の休憩小屋」のこと。元は地元漁協の組合員のための施設だったが、「新鮮な海の幸が安く食べられる」と評判になり、要望に応えて一般に開放。「東京・築地より早く、安く新鮮な魚が食べられる」と大好評なのだ。

 お食事処ばんや店長の中村伸一さんが話す。

「うちのいちばんの人気メニューは『漁師まかない丼』(1296円)。朝水揚げされた魚を中心にした日替わり海鮮丼です。この時期はカツオやワラサなどが多く入ります。次に人気なのは『イカのかき揚げ』(648円)。創業時からの看板メニューで、新鮮なイカを惜しげもなく使った、手のひら大のかき揚げが4つ入ります。250席ありますが、週末は満席になることも多いんですよ」

 2才の紗英ちゃんを連れ、夫と3人で遊びに来ていた千葉県君津市の平野高子さん(33才)が話す。

「家から車で1時間と決して近くはないですが、それでもお魚が新鮮でおいしいので、休みを見つけてはつい来てしまいます。娘もここに来てお魚が大好きになりました」

 ここでは、魚の回遊地点に網を設置して追い込む「定置網漁」が見学できるのも大きな特徴。

 夏は朝3時半、冬は5時半と出発は早いが、平均10トンの迫力ある水揚げシーンを間近で見ることができ、その獲れたての魚を朝食にいただけるのだ。小学生以上は1人1800円、要予約だ。

 宿泊可能なばんやの湯もおすすめ。高濃度炭酸温泉につかった後は、食べきれないほどの船盛りに舌鼓。これで1泊1万800円!

 海鮮好きにはたまらない、新鮮な魚をたっぷりお安く堪能できる海の駅だ。

■千葉県 きょなん・ほた海の駅
住所:千葉県安房郡鋸南町吉浜99番地5
営業時間:9時半~18時半
定休日:ばんや・年中無休 ばんやの湯・火曜

※女性セブン2018年9月6日号

関連記事(外部サイト)