自分と他人のコートの取り違え 初期の白内障かも

自分と他人のコートの取り違え 初期の白内障かも

目の病気のサインを見逃すな

 忘年会や新年会が“お開き”となった後によく聞こえるのが、「誰か、私のコートを間違えて持っていってませんか」という声だ。

「色も形も似たようなコートで間違えたなら加齢による注意力低下が疑われ、何度も繰り返す場合は、認知症の可能性もあります。

 目の病気として注意すべきは『色』が違うのに間違えるケースです。とくに明るめの黄色と白、クリーム色といった“淡い色”を混同したら要注意。初期の白内障かもしれません」(二本松眼科病院・平松類医師)

 60歳以上の6割、80歳以上のほぼ100%が発症するとされる白内障は、“カメラのレンズ”の役割を果たす水晶体が加齢とともに濁り、物が多重に見えたり、かすんで見えたりする症状が出る。

「視力低下に先立って色の判別がおかしくなるケースが多く、“コート間違い”は意外なヒントになります」(平松医師)

 白内障は手術しないと症状は改善しない。違和感を覚えたらすぐに眼科を受診したい。

※週刊ポスト2019年1月1・4日号

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