点鼻薬の連用 かえって「薬剤性鼻炎」を引き起こすことも

花粉症が流行する季節に頼りになる鼻炎薬 点鼻薬の連用で薬剤性鼻炎引き起こすことも

記事まとめ

  • 花粉症が流行する季節に頼りになるのがドラッグストアで買える鼻炎薬や点鼻薬
  • 抗ヒスタミン薬の鼻炎薬が主流だが、副作用として「肝機能障害」なども
  • 点鼻薬の連用は、鼻づまりがひどくなる「薬剤性鼻炎」を引き起こすこともあるという

点鼻薬の連用 かえって「薬剤性鼻炎」を引き起こすことも

点鼻薬の連用 かえって「薬剤性鼻炎」を引き起こすことも

辛い花粉だが…

「鼻がつまってきた」──花粉症が流行する季節に、病院にかかるほどの重症ではなかったり、診察を受けに行く時間がない場合に頼りになるのが、街のドラッグストアで買える市販薬だ。

 しかし、素人が自分の判断で飲めるからこそ、そこには危険が潜んでいる。最近では抗ヒスタミン薬の鼻炎薬が主流になってる。それらの添付文書には副作用として「肝機能障害」などが記載されているものもあり、慢性的な服用には注意が必要だ。

 さらに、鼻がつまって眠れないときに重宝されるのが点鼻の鼻炎薬。鼻が通る爽快感を気に入り、常用する人がいるが、かえって逆効果になることがある。

 医師で保険薬局の経営者でもある狭間研至氏はこう警鐘を鳴らす。

「点鼻の鼻炎薬を連用すると、鼻の粘膜の血管収縮の反応性が悪くなり、だんだん効かなくなってくる。そればかりでなく、鼻の粘膜が肥厚して鼻づまりがひどくなる『薬剤性鼻炎』を引き起こすこともあります」

※週刊ポスト2019年2月1日号

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