大阪発5日間旅行 うどん県から温泉県へ、瀬戸内・九州横断

大阪発5日間旅行 うどん県から温泉県へ、瀬戸内・九州横断

道後温泉本館(スタジオサラ/AFLO)

 行楽シーズン到来。トラベルライターの白川淳氏が、時間はちょっとかかるけれど、お得に楽しく日本を再発見できる、大阪からうどん県、温泉県へと瀬戸内・九州横断の旅を提案する。

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 初日はフェリーで高松へ。潮風を浴びながらゆっくり進む船旅は快適そのもの。

 2日目、朝から讃岐うどんを食べ、国の特別名勝・大名庭園の「栗林公園」を散策。午後は特急列車に乗って、万葉集にも詠まれている、日本最古の湯と伝わる愛媛・松山の道後温泉へ。重要文化財の木造3階の本館は現在修復工事中だが、入浴は一部で楽しめる。

 3日目は松山駅から特急列車で愛媛の西・八幡浜を目指し、港より九州に渡るフェリーで別府へ。駅前には高等温泉と呼ばれるレトロな市民用共同浴場もある。

 4日目朝は、湯布院温泉の大自然、文化施設、グルメスポットなどを楽しむ。午後、変化に富む車窓が楽しめるリゾート列車で、かつて天領として栄えた日田へ。国に歴史街の保存地区に指定された豆田町は、城下町から商家町に転じた特色ある家並みが残されている。夕刻、長崎に向かい、星空のように輝く夜景を堪能する。

 最終日は世界遺産に登録されたばかりのグラバー邸、大浦天主堂へ向かう。中華街で長崎チャンポンを味わうも良し。帰路、飛行機を使えば、わずか1時間20分で大阪だ。なお延泊すれば平戸や五島、天草にある世界遺産も巡ることができる。

◆旅のヒント
 長崎空港には格安航空会社(LCC)も就航しており、4000円前後で飛ぶことも可能。ただし荷物が重いと追加料金がかかるので、宅配便で送るといい。また瀬戸内海の航路は夜行便もあるので、これらを利用すれば宿泊費が浮く。

【1日目】大阪 09:45(新快速列車)→10:06 三ノ宮→10:35(連絡バス)→10:45 神戸港→11:20(ジャンボフェリー ※週末の時刻)→16:05 高松港→16:10(バス)→16:20 高松

【2日目】栗林公園、讃岐うどん名店巡り〜高松 13:50(特急いしづち13号)→16:16 松山→16:29(伊予鉄道)→16:54 道後温泉

【3日目】道後温泉 09:40(伊予鉄道)→10:04 松山→10:15(特急宇和海9号)→11:01 八幡浜→12:16(バス)→12:24 八幡浜港→13:00(宇和島運輸フェリー)〜のんびり瀬戸内海の旅→15:50 別府港→16:24(バス)→16:36 別府→18:09(特急ゆふ6号)→19:21 由布院

【4日目】湯布院温泉で朝風呂〜由布院 12:09(ゆふいんの森2号)→13:04 日田〜街並み散策→16:48(特急ゆふいんの森4号)→17:37 鳥栖→18:16(かもめ35号)→19:52 長崎〜夜景を楽しむ

【5日目】世界遺産・長崎観光=大浦天主堂、グラバー邸、長崎ちゃんぽんなど〜17:15 長崎駅前(空港バス)→17:59 長崎空港→19:00(JAL便、当日シルバー割利用)→20:20 伊丹空港→20:53(空港バス)→21:23 大阪

◆料金 4万3670円

◆長崎→大阪は、LCC利用ならさらに安くなる(平日なら4000円前後から設定有り)。さらに「ジパング倶楽部」を使えば3520円安くなる(4万150円。3割引の場合)

※週刊ポスト2019年4月19日号

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