本当に怖い家庭のカビ 布団のフローリング直引きはNG

本当に怖い家庭のカビ 布団のフローリング直引きはNG

布団はフローリングに直に敷くのが最も×(イラスト/さややん。)

「人は睡眠中、200〜300ccの寝汗をかきます。汗と体温により、温かく湿った布団はカビの温床になります」(お布団工房の睡眠環境・寝具指導士・中山富巳子さん)

 特にフローリングに布団を直に敷くのが最もNG。なぜなら、温かい布団が床の冷気に触れると湿気が発生するのだが、フローリングは畳と違って吸湿性がないため、その湿気がずっとこもって行き場をなくす。

 そのため、1週間も敷きっぱなしにするとカビだらけになるという。布団の下にすのこや吸湿性の高いシートを敷くなどしたうえで、起床のたびに布団をあげてケアしよう。

【対処法】
●布団を直に床に敷かず、すのこなどを敷く
●布団と床の間に除湿シートを敷く
●抗菌作用のある寝具を選ぶ
●布団をまめに天日干しする、または布団乾燥機で殺菌
●ベッドマットは1週間に1度裏返して乾かす

 家の中で最もよくカビを目にする場所、それが風呂場だ。風呂場には、クラドスポリウムなどが多いという。

「効果的なカビ対策としては、風呂上がりに湯を壁や床にかけ、スクイージー(ゴム製のブレード部分を使って、平らな表面の水分を取り除く道具)で水切りをすることです」

 とは、ライオンのリビングケアマイスター・吉井和美さんだ。水より湯がいい理由は、湯の方が蒸発しやすく、水滴が残りにくいからだという。

「さらに入浴後は必ず換気扇を回し、ドアを少しだけ開けて通気性をよくしましょう」(吉井さん)

 一見きれいな天井にもカビの原因菌はついているので、2か月に1度は防カビタイプのくん煙剤などで、風呂場をまるごと除菌するのがおすすめだ。

【対処法】
●浴槽にはこまめにフタをして、湯気が漏れないようにする
●フタがない場合、入浴後の湯はなるべく早く抜く
●入浴後は壁や床に湯をかけて、カビの栄養となる飛び散った汚れなどを流す
●スクイージーで水滴を拭き取る
●換気扇を回し、窓かドアを少し開けておく
●ドアの通気口、換気扇を掃除する
●週に1度は洗剤で壁や床を掃除する
●2か月に1度は、くん煙剤などで天井のカビの原因菌まで除菌

※女性セブン2019年6月27日号

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