間違えるとオジさん化? 「グレー」でおしゃれにする方法

間違えるとオジさん化? 「グレー」でおしゃれにする方法

植松晃士さんの秋のオススメは「グレー」

 ファッションプロデューサーの植松晃士さんが、世のオバさま方に美しく生きるためにアドバイス! 今回は、この秋のトレンド情報を教えちゃいます。

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 皆さま、ご機嫌よう! いよいよ本格的なおしゃれシーズンが始まりましたね。今回は、今すぐ役に立つトレンド情報をお届けいたします。

 まず、わかりやすいトレンドとして、注目カラーは、黒、白、グレー、紺。この中から私が特におすすめしたいのは、グレー。

 女性を上品に、知的に見せる素敵な色。しかも似合わない人はほとんどいない、万能カラーです。ただし、やはりここにも落とし穴が!

 別名、灰色や鼠色とも表現されるように、グレーは使い方を間違えると、とてもお地味に見えるだけでなく、最悪の場合、女性をオジさんにしてしまう色でもあるんです。

 ほら、お疲れ気味のサラリーマンを頭に思い描いてみてくださいな。ヨレヨレの鼠色のスーツを着てるでしょ? あんなイメージです。ただ老けるだけではなく、オジさん化。性別まで変えてしまう怖い色でもあります。

 この失敗を犯さないためには、お顔回り、つまり上半身にはミディアムグレーは避け、明るいライトグレーと濃いめのチャコールグレーを取り入れます。

 いちばん簡単なのは、全身をグレーの濃淡、つまりグラデーションでコーディネートすること。例えば、上半身はライトグレーで華やかに、ボトムはチャコールグレーで下半身を引き締めるというのが、体形カバーも兼ねて、一石二鳥。

 アクセサリーは断然、シルバーよりもゴールドです。グレーにシルバーはとてもクールだしあか抜けて見えるのですが、メイクやヘアを完璧にしないと、ぐっと老け込んでしまいます。草笛光子さんくらい美しく装える自信があるかた以外は、避けましょう。

 グレーのグラデーションコーディネートは、それだけでとても上品に見えるので、多少、アクセサリーで盛っても、やりすぎに見えることはありません。リングにイヤリングにブレスレットを盛大に。グレーのワントーンコーディネート以外の着こなしとしては、白との色合わせはいかがでしょうか。

 ここ数年、私は「白いパンツは素敵!」と声を大にして、白パン啓蒙活動に力を注いで参りましたが、やっと最近、大人世代にも白のパンツをお召しになるかたが増えてきたようです。“白パン大使”としては、嬉しい限り。

 そして、一度“白パン”に目覚めたかたがたは、「今までどうしてこんなに便利なアイテムを活用しなかったのかしら」と、口を揃えて言います。

 そりゃそうですよね、白のボトムは何にでも合わせられるので、困ったときの白パン頼み。夏の白はもちろん爽やかでいいものですが、冬の白も素敵ですよ。

 しかも失敗の確率は、ほぼ、ゼロ。ライトグレー×白の組み合わせは、この冬のテーマとしていただきたいくらい、おすすめのスタイルです。無理な差し色で、ラズベリーカラーとかピンクとかを合わせなくとも、充分、おしゃれに装えます。

 秋が深まり、街が枯葉色に覆われてきたら、ストールや、靴、バッグで色を加えるのもいいですが、初秋の今はグレーのグラデーションとライトグレー×白の2パターンを用意すれば、テクニックとしては完璧。これなら、急いで秋物のお買い物に行かなくても、手持ちのお洋服で実行できます。

 最後に、全身が映る鏡で、ファッションチェックを忘れずにね。

 オバさん、万歳!

※女性セブン2016年10月27日号

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