冷凍炒飯が旨くなる「神の一手」 マスタード、レモン汁など

冷凍炒飯が旨くなる「神の一手」 マスタード、レモン汁など

マスタードひとかけで味も風味も格段によくなる

 日進月歩で味のレベルが上がっている冷凍食品のチャーハン(炒飯)だが、連日のように食べていると飽きてくるし、食事が寂しく感じられるのは否めない。そんな人のために、驚くほど簡単で旨くなる「一手」を紹介する。

◆チャーハンにマスタード

 レンチン(レンジでチン)料理研究家のタケムラダイ氏は、こんな「ひとかけ」で冷食の定番・チャーハンが劇的に変わると言う。

「温めたチャーハンに、マスタードか粒マスタードを大さじ1くらいかけてください。洋風のスパイス感と酸味が加わって、味も風味も格段によくなります」

◆レモン汁でエスニックに

 チャーハンをエスニック風に変える方法もある。

「レモン汁小さじ1程度をかけて混ぜ合わせるだけで、チャーハンがナシゴレンのような味に変わります」(タケムラ氏)

◆水をかけてレンジでチン

 レンジアップ前の一手間で、変化をつける方法もある。

「冷凍チャーハンは味付けが濃いものが多いので、先に水をかけて温めるとサッパリと食べられます」(同前)

 やり方は水100mlを冷凍状態のチャーハン一食分にかけてから、レンジでチンするだけ。試すのは少々勇気がいるが……。

「風味豊かな中華粥のようになります。注意点はパッケージ記載の時間より20%程度長めにレンジ加熱すること。さっぱりした仕上がりになるので、塩や醤油などを加えて好みの味に整えてみましょう」(同前)

 ちなみに調理した後にお湯をかけるだけの方法も。こちらは「お粥というよりは中華風茶漬けに近い」(同前)とのこと。

◆ウスターソースで「昭和の味」に

 冷凍生活アドバイザーの西川剛史氏は、冷凍チャーハンを「男性好みの味」に変える方法を紹介する。

「レンジアップしたチャーハンにウスターソースをかけて混ぜます。ソースの風味とコクに加えて甘味も出ます」

 コロッケにドバドバとウスターソースをかけて食べていた世代は懐かしさを感じる“昭和の味”かもしれない。

◆チャーハンにメープルシロップ

「驚かれると思いますが、チャーハンにメープルシロップは黄金の組み合わせ」と言うのは、管理栄養士の白鳥早奈英氏だ。

「メープルシロップは、蜂蜜よりも癖が少なく、白砂糖よりもコクがある。深みのある甘さが特徴です。大さじ半分~1くらいの量をかけてみてください」

 甘くなるというより、メープルシロップ独特の香ばしさが加わり、味に奥行きが出る。高級中華料理店で出されるような一品になるのだ。

 いろいろな味の変化を楽しめる冷凍チャーハンだが、どんな“ちょい足し”を楽しむ際にも共通の注意点があると前出・タケムラ氏はアドバイスする。

「冷凍食品は一部に固さや冷たさが残りがちです。表示された時間の半分くらいの時に一度取り出して、混ぜたりひっくりかえしたりすることで、ムラなく美味しく温まります」

※週刊ポスト2017年6月9日号

関連記事(外部サイト)