カレーやキムチの辛み成分入れた「ちゃんこ」で代謝アップ

カレーやキムチの辛み成分入れた「ちゃんこ」で代謝アップ

立浪部屋のやみつきカレーちゃんこ

 大相撲名古屋場所も近づいてきたが、夏場も鍋が基本の力士の食事は「ちゃんこ」。管理栄養士の金丸絵里加さんに、「ちゃんこ」の魅力を聞いた。

「どの世代にも愛され、おいしく食べられる『ちゃんこ』は、栄養バランスもとても良い鍋に仕上がっています。野菜の1日の摂取目安量は350グラムと言われていますが、意識して毎食に野菜料理を加えないと、なかなかとれない量。ちゃんこでは野菜に火を通して食べるため、カサが減って無理なくたくさん食べることができ、ひと鍋でたっぷり、様々な種類の野菜を食べることができます。

 そのためビタミンやミネラルに加え、日本人に不足しているといわれている食物繊維もしっかり摂れるのが特徴です。また、豚肉、鶏肉、肉団子でしっかりとタンパク質を補えるため、からだの基盤づくりにも欠かせない栄養素も加わっています。

 さっぱりと食べたい場合は、しょうゆや塩で。体を温め、脂肪の燃焼を促すには、カレーやキムチの辛み成分を入れ、発汗を促せば、代謝アップにもなります。華吹さんに教わったレシピをベースに、季節の野菜をたっぷり入れて、日々の健康アップに役立てたいですね」

 立浪部屋のちゃんこ長で現役最高齢力士の華吹(はなかぜ、序二段、47)が監修した「やみつきカレーちゃんこ」の作り方を紹介する。

〈材料〉(2人前)
豚バラ肉:100g(食べやすい大きさに切る)
鶏もも肉:1枚(ひと口大に切る)
木綿豆腐:3分の1丁(食べやすい大きさに切る)
肉団子:好みの量(※作り方は下に)
キャベツ:4分の1個(ひと口大のざく切り)
玉ねぎ:2分の1個(横1cm幅に切る)
しいたけ:2~3枚(半分に切る)
えのき茸:小1袋
長ネギ:1本(斜め薄切り)
油揚げ:2分の1枚(食べやすい大きさに切る)
白滝:2分の1袋(水洗いしてから食べやすく切る)
もやし:2分の1袋
ニラ:2分の1束(3~4cm長さに切る)

〈煮汁〉
だし汁:4カップ
みりん:大さじ1
みそ:大さじ1
カレールウ:2皿分
しょうゆ:小さじ1~2

 鍋にだし汁とみりん、みそを入れて火にかけ煮立って来たら一度火を止め、カレールウを割りながら入れて溶けるまで混ぜる。ルウが溶けたら再び火にかけてとろみをつけ、しょうゆを加えて味を調える。

〈作り方〉
(1)豚肉、鶏肉、しいたけ、玉ねぎ、白滝を入れて中火で3~4分煮る。
(2)残りの材料を入れ、肉団子をスプーンですくって落とし入れる。再度煮立ったら弱めの中火にして、アクを取りながら約10分煮る。

【補足:※肉団子の作り方】
〈材料〉(作りやすい分量)
鶏ひき肉:400~500グラム、みそ:大さじ1、おろしにんにく:小さじ2、おろししょうが:小さじ2、卵黄:4個分、塩・こしょう:少々、万能ねぎ:1束

(1)万能ねぎは小口切りにし、ボウルに全ての材料を入れる。
(2)しっかりと粘りが出てなめらかになるまで、10~15分ほどよく混ぜる。

■取材・文/鵜飼克郎 撮影/岩本朗

※週刊ポスト2017年7月7日号

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