報告事例114件、新たな動画も公開 50年ぶりに開催された「UFO現象に関する公聴会」にて

米国議会は50年ぶりに「UFO現象に関する公聴会」開催 露などの敵機であることを否定

記事まとめ

  • 米国議会は17日、実に約50年ぶりに「UFO現象に関する公聴会」を開催した
  • 米海軍情報部副部長は、米政府が今まで400件のUAP目撃報告を記録してきたと述べた
  • 04年から21年の間に提出された米国国内のUAP事例は144件、軍関係者からは400件も

報告事例114件、新たな動画も公開 50年ぶりに開催された「UFO現象に関する公聴会」にて

報告事例114件、新たな動画も公開 50年ぶりに開催された「UFO現象に関する公聴会」にて

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米国議会は17日、実に約50年ぶりに「UFO現象に関する公聴会」を開催した。この公聴会はアメリカ下院情報委員会が開いたもので、テロ対策、防諜、核拡散防止に関することを扱う。その中で「未確認航空現象(UAP)」もまたアメリカの国防における重要な課題の一つとして取り上げられたのだ。

 公聴会で米海軍情報部副部長のスコット・ブレイ氏は、アメリカ政府が今まで400件のUAP目撃報告を記録してきたと述べ、2021年に撮影されたという新しいUAPを捉えた映像を公開。この動画は当局がUAPに対して合理的な説明ができない、多くの事例のうちの一つを記録したものであると主張した。

 問題の動画は米海軍機のコックピット内から撮影されたもので、上空に球状の反射物体が見えた後、素早くカメラをズームさせて機体を追うものの、視界から消えていく一連の様子が記録されている内容となっていた。

 ブレイ氏は米軍内においてUAPに該当する謎の飛行物体の報告が「頻繁に、しかも継続的に」行われていると報告。「我々が予想していたものとは違う飛行特性」を持っており、あるものは超高速で飛び回り、あるものは明らかな動力やプロペラを持たずに風を切って動くと説明した。

 「推進手段を確認できないまま移動できる敵対者を我々は知らない。説明のつかない事象が発生している」とし、中国やロシア等から飛来した敵機であることを否定。未知の航空機による米国領空内への侵入は「国防における大きな脅威であり懸念」であると警告した。

 2004年から2021年の間に提出された米国国内のUAPの事例は144件に上り、軍関係者からは400件の事例が報告され、中には数十年前にさかのぼるものもあるという。

 国防総省の最高情報責任者であるロナルド・モールトリー氏は今回の公聴会で「私たちの目標は、何かを隠蔽することではなく、そこにあるものを理解することです」と発言。アンドレ・カーソン委員長は「UAPは間違いなく実在するものであり、調査され、それによってもたらされる米国国内への脅威を軽減する必要がある」と述べている。

山口敏太郎
作家、ライター。著書に「日本怪忌行」「モンスター・幻獣大百科」、テレビ出演「怪談グランプリ」「ビートたけしの超常現象Xファイル」「緊急検証シリーズ」など。
YouTubeにてオカルト番組「アトラスラジオ」放送中

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US military intelligence chiefs admit Daily Star was right along – UFOs do exist(The Daily Star)より
https://www.dailystar.co.uk/news/weird-news/military-intelligence-chiefs-admit-ufos-26992464

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