豆大好き彼氏のエピソードを告白　納豆の食べ過ぎで痛風になり「小豆島」さんと結婚

水田麻美(仮名・28歳)

　私が4年ほど前に交際していた男性は、ある食べ物にものすごく執着している人でした。それが、『豆』です。

　とにかく豆が大好きで、豆料理から豆菓子まで、なんでも食べていました。毎日…というか3食とも何かしら豆を食べていましたね。本人も「豆から生まれてきたのかもしれない」と言うほどの過剰ぶりでした。

　何年か前の節分の時。1週間前に彼の家に行き、当日豆まきをしようと、豆を買っておいたんですね。ところが当日家に行くと、豆がないんです。「我慢できず食べてしまった」と…。

　またある時、彼が「足がしびれる」と言うんです。「痛い」とも言っていました。そこで、病院に行ったところ、痛風の初期症状だと診断されていました。原因はなんと、納豆の食べ過ぎ。多い時で1日8パックも食べていたそうです。

　そんな彼とも、1年ほど付き合って別れました。後日、共通の友人から「彼に新しい彼女ができた」と聞きました。相手の彼女の名前が、『小豆島』さん。名前に豆が入ってるので、それで好きになったのではないでしょうか。

　しばらくして2人は結婚したそう。すぐに子どもが生まれました。男の子だったらしく、彼は名前を『豆男』にしようとしていたそうです。さすがに奥さんに止められたようでした。その代わり、つけた名前が『豊』。やっぱり豆が入ってる!

写真・Kenneth Leung