【山口敏太郎が語る“都市伝説”】呪われている?いわくつき「ティッシュのCM」

【山口敏太郎が語る“都市伝説”】呪われている?いわくつき「ティッシュのCM」

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 不気味なCMや映像作品には、見る人に強い印象を与えるせいか、都市伝説が生まれることが多い。

 不吉なCMとして噂になったものと言えば、もはや都市伝説としては古典とも言える「某ティッシュのCMにまつわる怪談」が想起される。

 1985年前後に放送されたティッシュのテレビCMには、多くの不気味な噂がささやかれた。CM制作スタッフが、次々と交通事故や変死に見舞われ、怪我人や病人が続出したと言われたのだ。

 CMを撮影したカメラマンはサウナに入っていたところ、サウナマシーンが爆発して焼死したとの噂が。出演していた赤鬼役の外国人の子供は、CM撮影収録後に交通事故に遭遇し、衝撃で首が飛び死亡したとか、このCMを見るだけで発作的に死を選んでしまう自殺者が続出したともささやかれた。同じく出演していた女優が呪いの影響でノイローゼに陥り、精神病院の隔離病棟で軟禁中に首を吊って自殺したとの噂が流れたが、さすがにこの女優の噂は“ガセ”だったようだ。

 またこのCMをビデオ録画し、副音声で再生すると、挿入歌の若い女の歌声が、しゃがれた老婆の声に変わるという噂も。そもそもこの歌の意味が謎を呼ぶもので、さまざまな推測が出た。歌が実は悪魔を呼び出す黒ミサの曲だったとか、「皆死ぬ、死ね、皆一人残らず呪い殺してやる」という呪術の意味のこもった歌詞であるとか。「全フレーズ歌い終わると死んでしまう」など、根拠のない都市伝説がささやかれた。

 現実には、誰も死亡していなかった。ただ、思わず噂を流してしまうような不思議な雰囲気のあるCMであったのは事実である。

(山口敏太郎)

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