【オカルト界の権威・山口敏太郎の“実話”怪談】神奈川名物?小坪トンネル 空中に浮かぶ死者

【オカルト界の権威・山口敏太郎の“実話”怪談】神奈川名物?小坪トンネル 空中に浮かぶ死者

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 神奈川県民なら誰もが知っている心霊スポットに小坪トンネルがある。新、旧あるこのトンネルは「両方やばい」という説があるのだが、特に霊感の強い人は、旧トンネルにはなるべく近寄らない方がいいと言われている。この小坪トンネルには数々の幽霊伝説が残されている。

 トンネルの出入り口を「さっ」と影のようなものが横切るとか、キャシー中島の体験に代表されるように、車のフロントガラスにびっしり霊の手形がつく事態も発生しているという。

 筆者も以前、雑誌「ベッピン」の取材でスピリチュアルアイドルの疋田紗也ちゃんと同所を訪問したことがあるが、なんともいえない不思議な空気を感じた。

 また、興味本位でこの小坪トンネルに向かった若者たちが死傷事故に遭う痛ましい事故も発生している。

 2008年11月26日午前1時ごろ、神奈川県藤沢市内の県道を走り、心霊スポット「小坪トンネル」に向かっていた乗用車が道路左側の電柱に激突。乗車していた5人のうち運転者以外の4人が死傷する事故が発生した。

 運転していた19歳の少年は無傷であったが、後部座席にシートベルト未着用のまま乗り込んでいた17歳の少年が頭部を強打し死亡した。残る男女3人も、骨折や打撲などの重軽傷を負う惨事となった。

 このトンネルにおいて、筆者の友人で、徳島県で家庭教師をしているTくんが不思議な体験をしているのだ。当時、Tくんは友人の女性を車で自宅に送った帰り、この小坪トンネルに差しかかった。

 「なんだぁ、あれは」

 Tくんは思わずつぶやいてしまった。半透明の人間が横向きに寝たまま空中に浮かんでいるのだ。しかも、着ている寝巻きの柄さえも鮮明に見える。

 (俺はおかしくなってしまったのであろうか)

 Tくんはそう思いながら、当時住んでいた世田谷の自宅に帰宅し、翌日さっそく筆者に電話をよこしたのだ。このTくんは高校時代からの親友なのだが、昔から霊の存在などは一切信じない合理主義者であった。Tくんは開口一番こう言い放ったのだ。

 「やっぱり、幽霊っているんだね」

(山口敏太郎)

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