「スピード婚vs.長すぎる春」離婚率が高いのは?

「スピード婚vs.長すぎる春」離婚率が高いのは?

結婚する前に同棲するカップルは、破局率が高いという噂も。情や勢いで結婚すると、後悔するかも… 写真:Satoshi KOHNO / PIXTA(ピクスタ)

結婚した人に話を聞くと、「結婚までの期間が短くて、失敗したかも…」あるいは「交際期間が長すぎて、マンネリ気味」なんて声を聞くことがある。結婚生活がうまくいかないことが多いといわれる、“スピード婚”と“長すぎる春”。では、交際期間と離婚率には関係があるのだろうか。結婚後10年以内で離婚したことがある20〜40代の男女200人(各100人)にアンケート調査を実施した(R25調べ/協力:アイリサーチ)。

まずは、離婚経験者の結婚前の交際期間について。

■離婚した相手とどの程度の交際期間を経て、結婚を決めた?

・半年未満…16.5%
・半年以上1年未満…18.5%
・1年〜3年未満…35.0%
・3年〜5年未満…13.5%
・5年以上…16.5%

ボリュームゾーンは「1年〜3年未満」。そのほかの数字はかなり割れているが、「半年未満」と「5年以上」はともに16.5%だった。この数字は、離婚していない夫婦を対象に各調査機関が発表している数字とそれほどズレはなく、交際期間と離婚率はあまり関連がないと考えてよさそうだ。

では、離婚経験者たちは、“交際期間の長い・短い”を離婚原因として挙げているのだろうか? 当人の実感を聞いてみた。

■離婚した原因に、交際期間は関係している?

・関係していると思う…27.5%
・関係していないと思う…72.5%

なんと、4人に1人以上が、離婚の原因(のひとつ)として交際期間を挙げていた。では、彼らはどのくらいの交際期間があったのだろうか。離婚に交際期間は関係あり、と答えた27.5%(55人)に調査した。

・半年未満…40.0%
・半年〜1年未満…20.0%
・1年〜3年未満…21.8%
・3年〜5年未満…3.6%
・5年以上…14.5%

顕著なのは、「離婚と交際期間に関連がある」と考える人の4割が「半年未満」で結婚を決めていたこと。実際、コメントには「相手を知る前に結婚してしまった」(31歳/男性)、「(相手の)性格とか癖を全部把握できなかった」(37歳/女性)との声が寄せられた。

これに対して「3〜5年未満」が最も少なく3.6%。だが、「5年以上」は数字が上昇して14.5%。“長すぎる春”が災いし、離婚に繋がったと考える人は少なからずいる。経験者からは、「10年交際の後、結婚したのでスペシャル感がお互い無かった」(40歳/男性)、「交際期間が長く、最後の方は嫌な部分が見え始めていたが情で付き合っていたような感じだった」(31歳/女性)という意見も。新鮮さがなくなるデメリットは確かに存在するのだろう。

今回の調査からは、「短い交際期間が良くなかった」と考える“スピード婚夫婦”は、離婚する傾向が高いことがわかった。相手のことをじっくり理解しつつ、トキメキを忘れない距離感のままゴールイン…結婚を考えるならそんな潮時を見極める必要がありそうだ。

(三崎りの)

※当記事は2016年10月09日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。

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