既婚男性の半数「結婚後、親思う気持ち増した」

既婚男性の半数「結婚後、親思う気持ち増した」

今回はまだ子どものいない男女に尋ねたが、子育てを始めると親の大変さがますますわかる…という話も。育児中の夫&妻に聞いたらもっと高得点が出そうだ 写真提供/cba / PIXTA(ピクスタ)

結婚して捉え方が変わることのひとつに「親」がある 。実家暮らしから結婚生活に突入した人はもちろん、すでに家を出ている人でも、結婚によって親からの自立は経験する。もしかしたら、結婚が決まって親が見せたうれしそうな表情から、「大切にしなくては」なんて思うこともあるかもしれない。

そこで、既婚者の男女に「結婚前後の親を思う気持ちの変化」について聞いてみた。20〜30代の子どもがいない既婚者200人(結婚5年目以内。男女各100人)にアンケート調査を行ったところ、以下のような結果になった。

■結婚後の自分の親を思う気持ちの変化
(結婚前を「50」とした場合、結婚後の現在はどの程度か、0〜100の間で回答。R25調べ、協力/アイリサーチ)

男性平均→62.7点
・0〜24点 3人
・25〜49点 4人
・50〜74点 64人
・75〜100点 29人

女性平均→66.9点
・0〜24点 5人
・25〜49点 1人
・50〜74点 53人
・75〜100点 41人

男性の元に嫁ぐケースがほとんどといえる女性の方が「親を思う気持ち」は大きくなるかと思いきや男性もそれなりに高く、男性平均62.7点、女性平均66.9点と差はあまりなかった。0点をつけた人数については、男性が1人だったところ、女性は3人。「特に変わらない」50点をつけた人は、男性44人に対し、女性は28人。やはり女性の方が情にあついのか、点数が増す人が多かった。では、それぞれの点をつけた理由を聞いてみよう(スラッシュのあとは点数)。

■「0〜24点」と回答した人の意見
【男性】
「仕事で会わない」(33歳/0点)
「正直好きじゃない」(34歳/10点)
「奥さんべったりになってしまった」(34歳/20点)

【女性】
「そもそもない」(33歳/0点)
「結婚を機に親の理不尽さがとてもよくわかったから」(30歳/20点)
「自分のことで手一杯」(31歳/20点)

■「25〜49」と回答した人の意見
【男性】
「大喧嘩したから」(35歳/25点)
「嫁が大事」(34歳/40点)
「自分を生み育ててくれた大切な存在だから」(39歳/40点)

【女性】
「勝手すぎるから」(27歳/30点)

■「50〜74」と回答した人の意見
【男性】
「変わらず大事にしたい」(29歳/50点)
「前から大切に思っているので変化はない」(33歳/50点)
「特に変化なし。嫁と母が仲良くてよかった」(34歳/50点)
「結婚する前から親の事は大切に思っていたから」(37歳/50点)
「結婚式を通して両親の大切さが改めてわかった」(37歳/60点)
「結婚してみて初めて分かることがあるため」(28歳/70点)
「子どもができるまで長生きしてほしい」(39歳/70点)

【女性】
「結婚前でも大切に思っていたので変わりません」(27歳/50点)
「結婚して家を離れて遠くにいたら元気かなと心配になる」(39歳/50点)
「感謝が多くなった」(27歳/60点)
「実家を出て離れて生活し始めたので、主人の親を含めて今何をしているか気になる事が増えたため」(29歳/60点)
「自分のというより相手の親が良い人すぎて、逆に自分の親も少しは大切にしないとと思ったりした」(32歳/60点)
「遠くに離れて暮らしているし、なかなか帰れてないから帰りたい」(35歳/70点)
「結婚式で喜ぶ姿が見れて感謝の気持ちが増した」(39歳/70点)

■「75〜100点」と回答した人の意見
【男性】
「結婚してみて、親の偉大さが分かった」(35歳/75点)
「大切にしようという気持ちが前よりもあると思うから」(28歳/80点)
「離れてみて感じるありがたみや、家庭を守る上での大変さを知り、感心したり、見習うところが多いと感じるから」(35歳/80点)
「歳をとったと感じ、親孝行したい気持ちが強くなったから」(39歳/80点)
「親のありがたさを知ったから」(38歳/90点)
「より親に感謝するようになった」(32歳/100点)
「限りある時間。孝行したい」(37歳/100点)

【女性】
「結婚してより親の大切さを実感したため」(26歳/80点)
「結婚後、親への意識はかわった。感謝ももちろんであるが、先の事など色んな方面から考えることがふえた」(27歳/80点)
「助けてもらうことも多くさらに家族を大切に思うようになった」(31歳/90点)
「結婚前から大切に思っていたが、自分が何でもしなくてはいけない状況になって余計に有り難みがわかった」(女性31歳/100点)
「大切に育ててくれたことがわかったから」(女性34歳/100点)
「離れて暮らしているために親のありがたさを感じる」(女性35歳/100点)

50点をつけた人でも多かったのは「結婚前から大切に思っている」という声で、プラスの点数の人と同様、感謝の気持ちが伝わってくるコメントばかりだった。加えて、「75〜100点」の高得点をつけた男女のコメントは親への愛にあふれていて、匿名のため本人に届かないのがもったいないくらいだった。普段から照れずに伝えられるといいのだけど、それはなかなか難しい…ですよね。

(小笠原敦)


※当記事は2016年10月15日に掲載されたものであり、掲載内容はその時点の情報です。時間の経過と共に情報が変化していることもあります。

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