遺伝子組み換え食品への嫌悪感は若年層ほど少なく

遺伝子組み換え食品への嫌悪感は若年層ほど少なく

遺伝子組み換え食品への嫌悪感は若年層ほど少なく

Wavebreakmedia Ltd/Wavebreak Media/Thinkstock

2016年8月、米国で遺伝子組み換え食品使用の有無表示は、バーコード情報のみでもかまわない法案が可決した。商品に直接文字を表示することが義務付けられなくなったのだ。

かつては「害虫が食べれば死ぬように人の手で改造された穀物は人体に悪影響を与えないのか」という意見も大きく、「虫と人体とでは構造が違い問題はない」との発表もあった。

加えて、「花粉症が治る」や「倍以上収穫できる」など、害虫に強い以外の有用な効果も期待されている。

実際、人工作物への拒絶反応は薄れているのだろうか。しらべぇ編集部は、全国の男女1358人に「遺伝子組み換え食品に嫌悪感がある」かについて調査を実施した。

■若ければ若いほど嫌悪感はない

全体の6割近くが遺伝子組み換え食品に対する嫌悪感はない、との回答を得た。男女別でみると、男性よりも女性が気にしているようだ。

男性は外食しがちなため、気にしていない人が多いのだろうか。

年代別にみると、20代は30%に満たないものの、50代以上は半数に近い。

■現役男子高校生に「遺伝子組み換え食品」について聞いてみた

18歳男子高校生「遺伝子組み換え食品は名前を聞いたことがあります。あの、遺伝子を組み替えることで、それっぽいものを作ってみましたって。...違うんですか?

よく考えたら、なんでそんなものを作るのかよくわからないですね。実際は、虫よけやいっぱい収穫するためにするんですね。うわー、なんだか、怪しいですね。あんまり食べたくないかもしれないです。

でもいまは日常になじんでる感じがします。そういうのも陰謀っていうか、社会の闇っぽく感じますね。まったくどういうものなのかって知らなかったので。

いままではあんまり気にしてなかったんですけど。ちょっとこれからは気にしたくなっちゃいました」

若者が遺伝子組み換え食品に対して嫌悪感が薄れている実態は、人工的に作られた食べ物に対する嫌悪感が薄れたのではなく、知らぬが仏であるがゆえに拒絶反応が出ていないのだけなのかもしれない。

・あわせて読みたい→【クイズ】約7割が答えられない野菜の「無農薬」と「有機」の違い→残り3割も実は...

(取材・文/しらべぇ編集部・モトタキ)

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年6月24日〜2016年6月27日
対象:全国20代〜60代の男女1358名(有効回答数)

関連記事(外部サイト)