ゾンビに魅せられた漫画家が語る「今見るべきゾンビ映画」

ゾンビに魅せられた漫画家が語る「今見るべきゾンビ映画」

ゾンビに魅せられた漫画家が語る「今見るべきゾンビ映画」

Grandfailure/iStock/Thinkstock

10月6日(木)にテレビ朝日系で放送される『アメトーーク』のテーマは「ゾンビ芸人」。

しらべぇでは、ゾンビ映画の楽しみ方について伝えた。だが、実際にどの作品から観ていくのがいいのだろうか。

編集部は、ゾンビが好きすぎて、ゾンビラブコメ漫画『詩音 OF THE DEAD』を生み出した漫画家のムロヨシ・タカシ先生にオススメ映画を聞いてみた。

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■おすすめゾンビ映画(1)王道ゾンビネタ満載『ショーン・オブ・ザ・デッド』

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ムロヨシ「数あるゾンビ映画のなかで『ショーン・オブ・ザ・デッド』は王道中の王道だと考えています。

すべてのゾンビネタが詰まっているのではないでしょうか。私の作品『詩音 OF THE DEAD』は、当然ながらタイトルをもじったものです。

ゾンビ映画のオーソドックスな展開として、身内がゾンビになったらどうするかも、もちろんあります。

『詩音』はゾンビとの共存を描きました。『ショーン・オブ・ザ・デッド』はゾンビを飼う表現を切り開いた作品だといえます」

(2)感動させるゾンビホラー映画『ペットセメタリー』

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ムロヨシ「『ペットセメタリー』は、スティーブン・キングの長編小説を元にしたゾンビ映画です。

猫がゾンビとなって蘇るのを見た夫婦が死んだ息子をその場で蘇らせる物語です。

『詩音』ではリア充だった娘を蘇らせるアイデアの着想をここから得ました。

スティーブン・キングなので、とてもホラーなんです。そして心温まる物語でもあります。一度は観てほしいですね」

(3)最高に笑えるゾンビ映画『バタリアン』

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ムロヨシ「天才が作った最高に笑えるゾンビ映画『バタリアン』。ゾンビはいままで無個性で、群れでうごめくクリーターでした。

しかし、バタリアンでゾンビに個性が与えられたのです。「ゾンビはダッシュしてもよし」とした、はじめての作品でしょう。

ぼとりと落ちた腕がファックユーと中指を立てる。ゾンビの部位までもが感情をあらわにします。個性を持っているんです。

また、ガス兵器『トライオキシン245』が登場します。『詩音』でもネタとして使っています」

もっとコアな作品がほしい人は...

ムロヨシ「ニュージーランドで公開された『ブレインデッド』はヤバいです。ゾンビ同士がセックスして赤ちゃんができる描写があるだけで、ヤバさは伝わると思います。

カナダの『ゾンビーノ』もぶっ飛んでます。首輪をつけることで家畜化したゾンビとの共生を描いた作品です。

これからのゾンビ作品は、常にバリエーションが増え続けていくでしょう。

ゾンビとは、それだけで差別の対象となる存在です。ゾンビとのさまざまな共生を描く作品が増えれば、差別社会の軋轢から解放される道筋を示してくれるんじゃないかな、とも思います」

エンターテインメントだけではない魅力を秘めたゾンビ作品。これを入り口に、どんどんゾンビにハマってみてはいかがだろうか。

・あわせて読みたいゾンビ映画は観てからが本番?ゾンビアニメ制作者オススメの楽しみ方

(取材・文/しらべぇ編集部・モトタキ 取材協力:ムロヨシ・タカシ)

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