格差拡大の闇!自分の住む場所に半分が「不満」と答える地域も 

格差拡大の闇!自分の住む場所に半分が「不満」と答える地域も 

格差拡大の闇!自分の住む場所に半分が「不満」と答える地域も 

alfa_t/iStock/Thinkstock

9月25日に放送された『NHKスペシャル 縮小ニッポンの衝撃』のなかで、島根県の人口が全国で唯一大正時代を下回ったと伝えた。

家の屋根を猿が歩きまわり、「もう人間の住むところじゃないと思います」と嘆く老人の声は、住みたくても住めない場所が増えていることを示す、現代社会への警鐘であった。

どんな田舎であっても、そこに長く住んでいれば、なれて住みよい土地に思えてくることを意味する「住めば都」とは、いまは昔なのだろうか。

しらべぇ編集部では、全国の20〜60代男女1,365名を対象に、自分の住んでいる場所に関する調査を実施した。

■自分の住んでいる地域が不満な人の割合は?

自分の住んでいる都道府県に不満がある」と回答したのは、全体の22.7%。国民の4人にひとりは、住むエリアに不満を持ちながら生活しているようだ。

■自分の住んでいる地域に不満を持っている都道府県民ランキング

理想としては、不満を持っている人の割合に地域差のないことが望ましい。

都道府県別で集計したところ、自分の住んでいる都道府県に不満のあるワースト3は、1位:京都府、2位:兵庫県、3位:千葉県。

一方、不満のないベスト3は、3位:北海道、2位:福岡県、1位:神奈川県の順となった。

大阪・東京の周辺府県で割合が高くなっているものの、神奈川県は1割以下で、満足度が高くなっている。神奈川と千葉の大きな違いは興味深い。

なお、東京都民は19.6%、大阪府民は24.5%だった。

また、エリア別で集計すると、甲信越エリアに住んでいて自分の住んでいる県に不満があると回答したのは45%と半数近く。ほかのエリアと比べて突出している。

山梨・長野・新潟は、首都圏から観光やレジャーで訪れることも多い地域。しかし、都心と行き来しやすいがために、物理的な距離を感じ、比較して不満に思ってしまうのかもしれない。

人口が大正時代を下回った島根県を有する中国地方も、不満を持っている人は32%と高く、格差が表れている。

格差を減らし、全体の割合を下げていくために、我々はどうしていかなければならないか、考えていくことがさらに重要になるだろう。

・合わせて読みたい→参院選で選挙区「ニコイチ」に 鳥取・島根の声を車内で聞いてみた

(取材・文/しらべぇ編集部・小河 貴洋)

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年9月23日〜2016年9月26日
対象:全国20代〜60代の男女1365名(有効回答数)

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