懐かしのラジカセ、出資募り復活か 「ガチャリ音」にもこだわり

懐かしのラジカセ、出資募り復活か 「ガチャリ音」にもこだわり

懐かしのラジカセ、出資募り復活か 「ガチャリ音」にもこだわり

画像出典:「Makuake」Webサイト

「未来のラジカセを作ろう」をキャッチフレーズに、アナログ性能にこだわったラジカセを作ろうというプロジェクトがクラウドファンディングサイト「Makuake」を利用して出資を募り、目標額の200万円を達成した。

■わずか4日で目標達成

プロジェクトは、「未来のラジカセ」を掲げた新製品ラジカセ「MY WAY」を作りたいという家電蒐集家・松崎順一氏を中心に企画。9月30日から「Makuake」で出資を募っていた。目標額は200万円。わずか4日後の10月3日、出資は目標額に達した。

■ラジカセに隠れ需要?

画像出典:「Makuake」Webサイト

プロジェクトによると「MY WAY」は、アナログ的な味わいの再現に力を注ぐ。

たとえば 「ボタンの押し味」やスピーカーが奏でる「空気を振るわせる存在感のある音」など。早々の目標額達成は、デジタルに取って代わられ過去のものとされてきたアナログの遺物・ラジカセに一定の需要があったことをうかがわせる。

■キーワードは「豊かさ」

?写真AC

「MY WAY」に限らずラジカセは、音楽を聴くためだけにわざわざ用意する必要がある。腰を据え、カセットテープを選び、デッキにセットし、「ガチャリ」と押し込むと、やっと曲が流れ始める。

「何から何まで1台」のオールインワンで済むスマホで聴くときのように「思い立ったらすぐ聴ける」ものではなく、言うなれば、「ながら」が主流となっている音楽を聴くという行為を「わざわざ時間を作る」行為へと先祖返りさせるものなのかもしれない。

以前はそれが当たり前だったが、スマートフォンがあればいつでも・どこでも音楽を聴くことができる時代を生きる人々にとっては、ラジカセを使うという行為そのものが新鮮なのだろう。

その昔、一台のラジカセを友にじっくりと音楽に向き合う時間は、それなりに豊かなものだった。ラジカセを知らない層にもぜひ味わってほしいものだ。

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(文/しらべぇ編集部・上泉純)

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