ネット民はひねくれ者が多い?好きな物語の傾向が判明

ネット民はひねくれ者が多い?好きな物語の傾向が判明

ネット民はひねくれ者が多い?好きな物語の傾向が判明

?ぱくたそ

ドラマや映画などの娯楽鑑賞は、私たちの生活に欠かせないものだろう。しかし「物語」といってもさまざまな種類がある。

「正義vs悪」は勧善懲悪がテーマのスタンダードな物語だ。「正義vs正義」は対立する陣営それぞれに納得するような葛藤を生む物語、「悪vs悪」は悪ならではの倫理観を楽しむ物語である。

しらべぇ編集部は、全国の男女1,351名に「映画やドラマなどで見ていて楽しい物語」はどれなのかを調査した。すると全体では「正義vs悪」60.9%、「正義vs正義」14.3%、「悪vs悪」24.8%という割合に。

さらに調査を進めると、ふたつの大きな特徴が見られた。

■専業主婦には「正義vs悪」が人気

まず、専業主婦(夫)の回答に興味深い傾向が。

「正義vs悪」が好きと回答した割合が全体に比べて12ポイントも高いのだ。一方で、「悪vs悪」の割合が11ポイント低いという結果になった。

なぜこのような傾向になったのだろうか。

編集部は、「正義vs悪」が好きという専業主婦のMさんに話を聞いた。

物語が非常にわかりやすくてシンプルなので好きです。正義の味方が悪い敵を倒す物語は見ていてスカっとします。あとは、子供と一緒に観るアニメの影響もあって、好きになったというのもありますね。

最近のドラマは、結局誰が悪いのかわかりづらいので、ついていけないときがあります」

わかりやすさや安心感を求める結果、「正義vs悪」が好きということだった。

■2ちゃんねらーはひねくれ者な傾向?

「正義vs悪」が多数だという専業主婦(夫)に対して、「2chに書き込んだことがある」という人の回答が対照的で興味深い。

「正義vs悪」が好きと回答した割合が49.6%だったが、全体と比較すると10ポイントほど低く、「専業主婦(夫)」とは22ポイントの差があるのだ。

一方で、「悪vs悪」では全体より6ポイントほど高く、「専業主婦(夫)」よりも17ポイント高い結果に。

2chに書き込むということは、周りの人と意見をぶつけたい傾向にあるといえる。その際に、「正義vs悪」という王道でシンプルな物語では「語りどころが少ない」のではないかと考えられる。

そういった理由から、議論好きの「ネット民」には「正義vs正義」「悪vs悪」といった物語が好まれるのではないだろうか。良い意味でひねくれ者なのかもしれない。

時代や流行の影響により多様化する物語。テレビはひとり1台となり「個人が好きなものを観る」という現代。そしてSNSなどの発展により、誰もが好きなものを自由に語っている。

「わかりやすい作品を選んで観る」というより、「自分が語りたい作品を観る」という時代になっているのかもしれない。

・合わせて読みたい→正義VS正義!? 仮面ライダー敵キャラの魅力を徹底解剖【出口博之のロック特撮】

(取材・文/しらべぇ編集部・伊藤大生)
【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」?
調査期間:2016年9月23日〜2016年9月26日?
対象:全国20〜60代の男女1,351名(有効回答数)

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