花粉飛散のピーク到来!「不要な杉は伐採せよ」と患者が訴え

(AH86/iStock/Thinkstock)

3月も2週目に入り、日中はだいぶ暖かくなってきた。寒さから開放されることに嬉しさを感じる人は多いだろうが、花粉症患者にとっては地獄の季節だ。

ちなみに、気象庁によると、2017年のスギ花粉飛散ピークは

・福岡              2月下旬から3月上旬

・東京・大阪・広島・高松・名古屋 3月上旬から中旬

・仙台・金沢           3月中旬から下旬

と予想されている。つまり、現在は北海道・沖縄を除く地域でもっとも「花粉が飛散する時期」なのである。

■不要な杉の伐採で症状が改善される可能性

一般的に2月から4月の花粉症の原因とされる杉は、大量の木材が必要となった高度経済成長期に、成長が早いという理由で植樹された。

木材としての利用が見込まれていたが、国内林業の採算が取れなくなった影響で放置されいる面もあり、不要な杉が伐採されれば、花粉症の症状は大幅に軽減される可能性が高い。

事実、沖縄や北海道では杉の木が少ないため、杉が原因の花粉症であれば症状がでることはほとんどないという。

花粉症患者としては今すぐにでも伐採して欲しいところ。ちなみに、しらべぇ編集部が全国の20代から60代の男女1,363名に「不要な杉は伐採するべきだと思うか」調査を実施したところ、「思う」答えた人は41.3%。

「伐採するべきではない」と考えている人のほうが多いものの、やはり「いらない」と考えている人は多い。

■花粉症患者は伐採を望む

さらに、「伐採すべき」と答えた人に花粉症を患っているか聞いてみた。

結果、55.9%が花粉症患者であることが判明。やはり実際に苦しんでいる人ほど、杉の伐採を望んでいる。ちなみに、石原慎太郎元知事も自身が突然発症したことをきっかけに、東京都として花粉症対策に乗り出したことがある。

■患者に聞いてみた

長年花粉症に苦しんでいるNさんに意見を聞いた。

「毎年3月になると、くしゃみと目のかゆみはあたりまえ、さらに咳もひどくなります。本当に地獄の日々で、薬が手放せません。そういう人、多いのではないでしょうか?

仮に花粉症が根絶できれば、医療費もかなり抑制できるのではないかと。もう少し政府なり自治体は対策に本腰を入れるべき。杉が貴重な木材であることは理解していますが、不要と判断されたものは伐採して欲しい」

杉の木を伐採するべきか否かは意見の分かれるところだが、花粉症で多くの人が苦しんでいる以上、有効な対策が講じられることに期待したい。

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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年2月24日〜2017年2月27日
対象:全国20代〜60代の男女1363名(有効回答数)

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