相次ぐ低視聴率ドラマ 視聴者が考えるその「原因」とは

相次ぐ低視聴率ドラマ 視聴者が考えるその「原因」とは

相次ぐ低視聴率ドラマ 視聴者が考えるその「原因」とは

(bx98ct/iStock/Thinkstock)

長年多くの人々に親しまれてきたテレビドラマ。今クールも『あなたのことはそれほど』(TBS系)『貴族探偵』(フジテレビ系)など話題作が放送されている。

しかし、視聴率のほうは、おしなべて低迷気味。昨年放送された『逃げるは恥だが役に立つ』のような、爆発的な人気を誇る作品は登場していないのが現状だ。

そこでしらべぇ編集部では、全国20代〜60代のドラマを見たことがある男女1,206名を対象に、「ドラマの低視聴率の原因」について調査してみた。

■第5位:裏番組が強すぎる(69票)

第5位にランクインしたのは、「裏番組が強すぎる」こと。

内容が素晴らしくとも、裏番組で人気の高いバラエティ番組や別の高視聴率ドラマが放送されていると、必然的に視聴率の低迷を招いてしまう。

例えば、フジテレビが日曜日夜9時から放送しているドラマは『東芝日曜劇場』(TBS系)や『行列のできる法律相談所』(日本テレビ系)に押されて低視聴率に喘いでおり、今年秋にドラマ枠自体が廃止されるのではないかという噂も。

■第4位:出演者(115票)

裏番組の次に多かった意見が「出演者」。

小説やアニメが実写化されることも多いが、その場合「原作のイメージと出演者のギャップ」が指摘され、「イメージと違うから観ない」人も多くなる。

また、演技力に疑問のある俳優などが出演する場合も、そっぽを向かれてしまい、低視聴率につながってしまうようだ。

■第3位:わからない(123票)

3位はなんと、「わからない」という意見。

出演者も人気で、時間帯もまずまず、内容も素晴らしいのに「なぜか低視聴率」という番組も存在するため、このような意見がでているのかも。

■第2位:企画(172票)

2位にランクインしたのは、企画。ドラマの方向性や脚本家のチョイス、ストーリーなど、企画段階で世間の認識や志向とズレていると、低視聴率を招きやすい。

80年代から90年代にかけて高い人気を誇ったフジテレビの月9だが、いまだにバブル期のような「恋愛」中心の作品が多く、企画段階で出される作品のコンセプトが時代とズレており、それが低視聴率化の原因ではないかとの声がある。

■第1位:内容(658票)

堂々の1位に輝いたのは、やはり内容。放送されるストーリーが人々を満足させるものでなければ、視聴者は敬遠するようだ。

2016年の高視聴率ドラマを見ると、『ドクターX』『逃げるは恥だが役に立つ』『99.9』など、優れた内容が人々に受け入れられ、現在も人々の記憶に残っている作品が多い。

逆に低視聴率番組については、あまり印象に残らず、そのまま記憶の彼方に姿を消してしまう。

やはり、視聴者も「おもしろければ見る」「最近のドラマはおもしろくないから、視聴率が低いんだ」と思っているようだ。

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(取材・文/しらべぇ編集部・佐藤 俊治)

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年4月24日〜2017年4月26日
対象:全国20代〜60代の男女1,332名(有効回答数)