落とし物を拾った人から電話の要求 「制度の悪用」批判に嘆きも

落とし物を拾った人から電話の要求 「制度の悪用」批判に嘆きも

落とし物を拾った人から電話の要求 「制度の悪用」批判に嘆きも

(?ぱくたそ)

誰しも一度は、財布や定期券などを落としてしまったことがあるだろう。そんなとき、親切な人が交番に届けてくれていたら「助かった」という気持ちになるものだ。

だが、見知らぬ人同士が間接的とは言え接点を持つだけに、ときには問題が起こることもあるようだ。

■拾った人物から電話の要求

ツイッターユーザーのwhat.a(@AWhata83063702)さんの投稿。先日落とし物をしたところ、警察から連絡があり受け取りに行ったら1枚の紙を渡されたという。

「拾得者へのお礼の電話について」と題された紙には

・取得者はお礼を辞退しているものの、お礼の電話を希望されているためすみやかに連絡をとり、お礼の言葉を伝えること

・もし連絡がない場合、氏名・電話番号を相手に伝えることになること

が記されていた。

落とし主の女性は個人情報を出さないために公衆電話でかけたが相手は出ず、結局携帯で連絡したところ

「どんな人か会いたかった」

と言われ怖い思いをしたという。そして、「この制度悪用する人がいると思うのですが、警察の対応は正しいでしょうか?」との言葉で投稿を締めくくった。

■下心や悪意を疑う声続々

この投稿に対し、他のユーザーからも賛同のコメントが相次いだ。中には「警察に伝えるべき」とする声も。

・えーっ! めっちゃ怖いですね((((;゚Д゚))))))) 差し支えなければ、でいいんですが落し物は女性とわかるものだったんですか? だとしたら完全に下心というか悪意では…

・私もストール(写真付き従業員証が付いてた)を道端に落とした時に「拾得者が謝礼を希望してる」と言われ、警察から「善意で届けてくれたので大丈夫だとは思うんですけど…。女性のひとり暮らしですか? 念の為携帯からは連絡しないほうが…」と言われました

・横からスミマセン、これは警察に一報入れたほうがいいですよ! しつこく聞かれたこと含めて全部事細かに!

・謝礼というよりどんな人か会ってみたかったっていうのがゾッとする

■「落とし物も届けられない時代」の嘆きも

一方、「感謝の気持ちを伝えるのは常識」と女性たちの反応に疑問を呈する声も。たしかに、大切なものを拾ってくれた相手に対して自分の口から感謝を伝えるのは、人として当然のことと考えることもできる。

・逆にお前のほうが怖い。感謝の気持ちはどうした?

・自分が財布置き忘れたときは中身は諦めるから財布だけ返してと思いつつ結局どっちもかえってこなかったし、こういう落とし主ばっかだともう次拾い物しても届けるのやめたろかという気になる……

・今は落とし物を届けるのもなんか面倒だなあ。実際、事件もあるんだろし、リツイートの件では、拾った人も実際怪しかったのかもしれないけど、落とし主に怖かったとかいわれちゃうんだもんな

・落とし物は届けてはならず、女性や子供が近寄ってきたら早々に離れねばならない、そんな御時世

「どんな人か会ってみたかった」という動機は決して賛同できないものの、連絡すること自体を億劫に思うのは憂慮すべき傾向なのかもしれない。

「もう落とし物は拾わない」と宣言する声まで見られた今回の投稿。あなたはどのように考えるだろうか?

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(文/しらべぇ編集部・クレソン佐藤)

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