「男性専用車両」導入希望が5割超え 痴漢冤罪報道で大きく上昇

『男性専用車両』導入希望が男女全体で50.4% 昨年5月の調査では男性29%、女性35%

記事まとめ

  • 先日、男性が周囲の無実主張にも関わらず痴漢の疑いで警察に連行された
  • 痴漢冤罪抑止に関し、昨年5月は『男性専用車両』導入希望は男性29%、女性35%だった
  • しかし、今年6月の調査では、男性45%、女性56%で、全体の50.4%が導入を希望した

「男性専用車両」導入希望が5割超え 痴漢冤罪報道で大きく上昇

「男性専用車両」導入希望が5割超え 痴漢冤罪報道で大きく上昇

「男性専用車両」導入希望が5割超え 痴漢冤罪報道で大きく上昇

(?ぱくたそ)

6日、JR東日本が2020年までに山手線の全車両に防犯カメラを設置することを決定したと報じられ、大きな話題となった。

犯罪防止やテロ対策など、監視機能の導入によるメリットはさまざまだが、おそらく今、多くの人が気になっているのは「痴漢冤罪の防止」だろう。

先日、総武線の平井駅で男性が痴漢の疑いで警察に連行される事件が発生。周囲の乗客が無実を主張していたにも関わらず、女性の証言ばかりが尊重されてしまったことに批判の声も集まっていた。

■昨年5月の調査を振り返る

痴漢冤罪の抑止力となりそうな防犯カメラの導入。だがこれは山手線に限った話であり、今後も冤罪の恐怖に怯えながら通勤通学する男性は少なくないだろう。

そこで近頃、導入が声高に叫ばれている「男性専用車両」について議論してみたい。この件に関し、しらべぇ編集部では昨年5月と今年6月に調査を実施した。

©sirabee.com

まずは5月の調査を振り返ってみよう。その結果、男性で29%、女性で35%が「男性専用車両も作るべき」と回答している。女性のほうが数値が高いのが少し意外なのではないだろうか。

■再調査では半数以上が導入を希望

では次に、今年6月に再度行なった調査の結果を見ていこう。©sirabee.com

その結果、全体の50.4%が「男性専用車両を導入してほしい」」と回答。男性では45%、女性では56%が該当する結果となった。1年前に比べると、男性が約5割、女性が約6割の増加率だ。

また、今回の調査でも男性より女性のほうが数値が高い結果に。夫や息子など愛する人が痴漢冤罪の被害に遭わないように……と考えている人が増えた可能性もあるだろう。

■20代男子の数値が高い

©sirabee.com

年代別で見ると、今年6月の調査では20代の男性の数値が高い結果に。前回調査が26.5%だったことを考えると倍以上に膨れ上がっている。

また、50代以降の男性と比較すると15〜20ポイントほど高い数値になっていることも見逃せない。すでにリタイアしている人も多い60代に対し、今後長い長い人生が待っている若者世代は、痴漢冤罪に対する恐怖心もそれだけ大きいのだろう。

このような世の声を、鉄道会社および政府はどう捉えるのか? 今後の改善を待ちたい。

・合わせて読みたい⇒「男性専用車両」ってアリ? 30代男性の4割が導入を希望

(文/しらべぇ編集部・尾道えぐ美)

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2016年5月20日〜2016年5月23日
対象:全国20〜60代の男女1478名(有効回答数)
調査期間:2017年6月2日〜2017年6月5日
対象:全国20〜60代の男女1342名(有効回答数)

関連記事(外部サイト)