準備したくない気持ちもあるけど…もしもの時にないと困る喪服

準備したくない気持ちもあるけど…もしもの時にないと困る喪服

準備したくない気持ちもあるけど…もしもの時にないと困る喪服

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2017年はまだ半分も過ぎていないが、俳優では神山繁さん、松方弘樹さん、藤村俊二さん、渡瀬恒彦さん、女優の京唄子さん、ミュージシャンのムッシュかまやつさん、ペギー葉山さん、アイドルとして私立恵比寿中学のメンバーだった松野莉奈さんほか、多くの訃報が伝えられた。

そんな悲しい知らせが身近な人の場合、動転することや呆然とする暇もなく、すぐに葬儀へ向かわなければならないことも。

香典袋などは、コンビニなどでも準備できるが、ないと困るのが喪服。急に駆けつけるだけなら、なんとか別の服装でも構わないが、告別式などの参列には礼服を着用する必要がある。

しらべぇ編集部では、全国の20〜60代の男女1,332名を対象に「喪服を持っている」人の割合を調査した。

■既婚者は8割超

全体では7割近い67.9%が「喪服を持っている」と回答。男性は63.2%、女性は72.6%で、女性の方が9ポイント以上多い。

性別・年代別で見てみると

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20代男女と30代男性が半数を割り込むが、それ以外は過半数が喪服を所有。

年代が上がるごとに割合が上がり、60代では男女共に9割近くが「喪服を持っている」という結果に。

また、未既婚で比較すると

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未婚者が53.0%、既婚者は81.3%と28.3ポイントの開きが出た。

家庭を持ち家同士の交流などで、親族が増えることで「持っていない」というわけにいかないケースが、かなり多くなるのだろう。

■不幸に備えるなんてと思っていたら

実際に「喪服がなかったために、慌てたことがある」人たちの声を聞いた。

「高校生までは制服で良かったけど、大学生になる時に母親が『何があるかわからないから、一着はちゃんとしたものを』と言いました。でも、面倒だったし、父親が『不幸に備えるなんて、縁起でもない』と言うのに乗っかって、買わなかったんです。

その後、元気だった祖父が急に亡くなって…その連絡を受けた時に一緒にいた友達が、咄嗟に『お前、喪服持っているのか?』と聞いてくれて、お兄さんが体型が一緒だというので借りられたのですが、なんだか借り物で祖父を送るのが申し訳ない気持ちになりました」(20代・男性)

「喪服なんて滅多に着ないし、一度だけ友達の親御さんが亡くなって葬儀に参列した時には、姉のものを借りたので、あまり必要だと思っていませんでした。でも親戚に不幸があって、当然姉も出席するので借りられず、できるだけシンプルな黒いワンピースで行ったつもりだったけど、なんか浮きまくりで…。

『自分で働いて、ちゃんとしてるとか言っているのに、喪服の一枚も用意していないんて…』と、後で母親に、こっぴどく叱られました。大人として、やっぱりそういうのは、きちんとしないとダメですよね」(20代・女性)

男性であれば、普段でも着られるシンプルな黒いスーツで代用できることもあるが、女性の礼服はある程度デザインも枠組みがあるので、違うものだと悪目立ちしかねない。

不幸は遠ざけたいと思うものだが、避けられないその時に、きちんと大事な人を送れるように、大人としてきちんとしておきたい。

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(取材・文/しらべぇ編集部・くはたみほ)

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年4月21日〜2017年4月24日
対象:全国20代〜60代の男女1336名(有効回答数)