小池都知事、将来の「築地再移転」を視野に「豊洲市場への移転」を発表へ

小池都知事、将来の「築地再移転」を視野に「豊洲市場への移転」を発表へ

小池都知事、将来の「築地再移転」を視野に「豊洲市場への移転」を発表へ

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東京都中央卸売市場の移転問題について、小池百合子都知事が、「いったん豊洲新市場に移転し、将来的に築地市場に市場機能を持たせる再開発を進める」という方針を固めたことが、明らかとなった。

市場移転は、昨年11月に予定されていたが、汚染対策のための盛土の不備などが指摘され、地下水から国の環境基準を大幅に上回るベンゼンやヒ素など汚染物質が検出されたため、延期されていた。

■15日には豊洲市場をメディアや市民に公開

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今月15日には、豊洲市場の一般向け見学会が行われたため、しらべぇ取材班も内部を見学。ハイテクで、内部の動線も整理されており、使いやすそうな印象だ。

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■「豊洲の食べ物」には心配も

一方で、しらべぇ編集部が今年1月に全国20〜60代の男女1,400名を対象に実施した調査では、「豊洲で流通した食品を食べたくない」と答えた割合が8割を超えた。

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また、昨年9月の調査では、「豊洲移転は寿司やマグロのブランドに悪影響だと思う」と答えた人が5割となり、年収1,000万円以上の層では7割を超えている。

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■ハイテクと築地ブランドの「いいとこ取り」か

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世界中から観光客を集め、おいしさを保証するブランドともなっている築地を完全に捨てることなく、将来に再移転するという政策は、経済番組のキャスターも長く務めた小池知事らしいビジネス感覚と言える。

一方で、築地に再移転した後も、豊洲をITを駆使した冷蔵・冷凍などの物流拠点として活用するのは、これまたバランス感覚のとれた小池流だ。

小池知事は、20日午後に記者会見が予定されており、移転問題についても何らかの発表があると見られる。

・合わせて読みたい→豊洲移転が混迷する市場問題 「築地のまま」を求める割合は…

(文/しらべぇ編集部・盛山盛夫)

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ「Qzoo」

調査期間:2017年1月20日〜2017年1月22日
対象:全国20代〜60代の男女1,400名(有効回答数)

調査期間:2016年9月23日〜2016年9月26日
対象:全国20〜60代男女1,365名(有効回答数)

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