時代を先取りしすぎた?日清の黒歴史トリオは「今ならアリ」なのか

時代を先取りしすぎた?日清の黒歴史トリオは「今ならアリ」なのか

時代を先取りしすぎた?日清の黒歴史トリオは「今ならアリ」なのか

「カップヌードル」のような、いつ食べてもホッとする定番商品の一方で、「よく発売OKでたな!?」と思う商品も出しちゃう会社、それが日清食品。

そんな日清でも、「黒歴史」認定されている商品があるという。しかも、それを3日から復刻するというのだが…大丈夫か、気は確かなのか?

■黒歴史トリオが復活

今回復活することになった黒歴史商品は、『カップヌードル サマーヌードル』『日清焼そば 熱帯U.F.O.』『日清のどん兵衛 だし天茶うどん』の3種。

「だし天茶」はまだしも、「サマーヌードル」に「熱帯U.F.O」….なんかすごい、名前だけ聞いても味の想像が全くつかない!

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パッケージ見ても、パッと見はよくわからない。

説明を読んでやっと、「サマーヌードル=トムヤム風」「熱帯U.F.O.=パッタイ風」だと理解できるが、発売当初はこの説明すらなかったそう。そもそも、その頃はエスニック料理もタイ料理も、一般的でなかったとか…なら、どうして出したんだ。

前もって「黒歴史」と聞かされていると、どうしても身構えてしまう…が、今ならきっと「あり」のはず! 3種、全部食べ比べてみた。

(1)サマーヌードル

ふたを開けると、具材が。

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比較的カラフルで、見た目は楽しそう。

だが、お湯を入れると…

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なんでそこにいる…と言いたくなるほど、自己主張の激しいべーコンが登場。トムヤムにベーコンはいないはずだ。この時点で間違っている。

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「スカッと辛い夏スープ」と銘打っているが、ほんのり辛めのスープに、うっすらレモングラスが香る…と言った感じ。

かなり完成された味のトムヤムクンヌードルがすでにあるため、サマーヌードルを食べて最初に思ったことは「インパクト薄い??」。タイ料理好きな人からすると、やや物足りない味わいか。

ただ、あの味だと辛すぎる! 強すぎる! と思う人には、むしろちょうどいいかもしれない。

(2)熱帯U.F.O.

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中に入っているのは、かやく・粉末ソース・調味オイルの3種だ。

かやくを麺の上に出したのがこちら。もうちょっとだけ…具材があってもいいんじゃないかと…。©sirabee.com

お湯を入れて3分、粉末ソースと調味オイルを入れて混ぜると、見た目は確かに「パッタイ」っぽいかも。

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しかし、これを「パッタイだ!」と思って食べてはいけない。

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「パッタイっていう、甘辛い焼きそばがあってね」と、口頭で説明されて作った…? と思ってしまうような、なんだかよくわからない味なのだ。…甘さの要素はどこに行ったのだろう。

ただ、「パッタイ風」ということを忘れて食べればかなり美味しい。普段の焼きそばよりもタイ料理らしい辛さがある分、「熱帯」の風が口の中に吹いてくる。

(3)だし天茶うどん

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のり天とかやく入り粉末スープが入っており、どちらも先入れ。

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お湯を注いで5分待てば、だし天茶の完成だ。

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見た目はかなり期待が持てそう…。

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実際に食べてみると、わさびがふわっと香り、美味しい。いつも食べているどん兵衛シリーズとは雰囲気が異なる。あっさりとしていて、女性が好きそうな味かも。

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3商品とも、「ああ、確かに時代を先取りしすぎたんだな…」という味。

イメージした商品そのものを再現しているというより、それぞれの料理に馴染みがない人でも、食べやすく工夫されている。

黒歴史トリオを食べながら、自分の黒歴史を思い出してみると…「今ならアリ」かも?

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(取材・文/しらべぇ編集部・たつきあつこ)