前にも話したっけ?自分でした話を忘れがちで認知症疑われる人も

前にも話したっけ?自分でした話を忘れがちで認知症疑われる人も

前にも話したっけ?自分でした話を忘れがちで認知症疑われる人も

(violet-blue/iStock/Thinkstock)

話したことを忘れて、同じ話をしてしまい「それ、前にも聞いたよ」と言われる。「前に聞いたことと、話が違うみたいなんだけど…」と指摘される――など、自分がした話を忘れてしまうことはないだろうか。

大したことでなければ「あぁ。そうだった?」で済むが、仕事や大事な話だった場合には、それが原因でトラブルになることも。

しらべぇ編集部では、全国の20〜60代の男女1,357名を対象に「言ったことを忘れる」ことがどれくらいあるのか、6段階での意識調査を実施した。

■女性の方が忘れがち?

全体では「よくする」6.9 %、「まあまあする」14.0%、「たまにする」39.9%で、「言ったことを忘れがち」と回答したのは60.8%。半数以上が「忘れてた!」ということがあるとわかった。

一方、「あまりしない」19.9%、「ほとんどしない」8.8%、「しない」10.5%の「ちゃんと憶えている」派は39.2%という結果に。

男女別に見ると

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「よくする」「まあまあする」「たまにする」の「忘れがち」な人の割合は、男性57.1%に対し、女性は64.5%で女性が7ポイント以上高い。

年代別に見ても、男性は30代が6割を超えるが、ほとんどが50%台。しかし、女性は40代がわずかに6割を切るものの、30代と50代はほぼ7割という数値。

若くても過半数が「忘れがち」と思っていることから、「年を重ねて忘れっぽくなる」だけでないようだ。

また「忘れがち」な割合が高めの特徴を見てみると

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最も数値が高いのは、「インスタグラムを使っている」の71.3%。写真で記録を取ることから、ビジュアルでの記憶は強い代わりに、会話は忘れがちなのかも。

次いで「勝負下着を持っている」「ダメな異性が好きだ」「汗っかきだ」が続く。

「ダメな異性」を好きでい続けるには、ダメな部分を忘れてあげる必要がありそうだし、「汗っかき」な人は、汗と共に話したことも流れてしまうのか…など、想像が膨らみそうな特徴が並んだ。

■嫁に認知症を心配された

実際に「言ったことを忘れがち」という人に話を聞いた。

「仕事では大丈夫なんですけど、似たような属性の友達グループがいくつかあって、それぞれで同じ話題が出ることが多いんです。自分としては同じ話を何度かすることになるので、そのグループで話したか、わからなくなることも。

だからどうしても、話始めに『この話、前にしたかもしれないけど…』って言うのが、多くなっちゃいますね」(30代・男性)

「昔から、同じ話をしてしまうクセがあります。家族や古い友達は『また…それ前にも聞いたよ』と、気軽に指摘してくれるのですが、嫁が心配して『お義母さん、認知症検査を受けた方がいいのかも』とこっそり息子に相談し、ちょっとした夫婦喧嘩になってしまったようです。

姑に面と向かって『前にも聞きましたよ』とは言いにくいでしょうから、かわいそうなことをしてしまったな…と。これまでは気にしてなかったけど、『50代にもなると、そんな心配をされるのだから、気をつけないと』と思いました」(50代・女性)

「年寄りの繰り言」という言葉があるように、年を重ねると違う心配をされてしまうケースがあるもよう。

調査の結果を見る限り、年齢に関係なく起きる“あるある”と言えそうなのだが、誤解されないためには、若い人より年代高めの人ほど気をつけた方がいいのかも?

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(取材・文/しらべぇ編集部・くはたみほ)

【調査概要】 方法:インターネットリサーチ「Qzoo」
調査期間:2017年6月2日〜2017年6月5日
対象:全国20代〜60代の男女1357名(有効回答数)

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