高知県が誇る洞窟『龍河洞』に2Lサイズ男子が入った結果…

高知県が誇る洞窟『龍河洞』に2Lサイズ男子が入った結果…

高知県が誇る洞窟『龍河洞』に2Lサイズ男子が入った結果…

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「鍾乳洞」は、石灰岩が地表水、地下水などによって侵食されてできた洞窟のこと。「日本三大鍾乳洞」と呼ばれる中のひとつが高知県にある『龍河洞』だ。

高知市内から車を走らせること30分程度。香美市の山あいにあり、かつては弥生人も住んでいたという龍河洞を訪れた。

■記者が体を張って挑戦! のはずが…

この日、参加したのは筆者含むふたり。

(1)記者O(20代)…160センチ52キロの小柄な男。服のサイズは問答無用のS。

(2)カメラマンN(30代)…178センチ83キロの比較的大柄な男。服のサイズはL〜2L。

もともと、記者がひとりで参加し、その間大柄なカメラマンNは車で待機する予定だったが、ガイドの女性の熱心な勧誘の結果、参加することに。

「龍河洞」に入る際には、安全のため専用のツナギと長靴、手袋、ヘルメットを被る必要がある。洞窟内は這って進むこともあるため、少し大きめのサイズを着用するのもポイント。(Sサイズの記者でMサイズ、カメラマンNは2Lサイズに)

■弥生人が住んだ洞窟

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入り口には龍王神社という神社があり、入洞者の安全守護の神として崇敬されているそう。

入ってしばらくは通路を進む。洞窟内は年間平均16℃程度と、比較的快適な温度だ。たしかにこれなら、弥生人ではない記者でも普通に暮らせそう。

コースには多くのチェックポイントがある。たとえば、入り口から一番近いところは『石花殿』。

鍾乳洞は空気中の二酸化炭素を取り込んだ雨が石灰岩地帯に降り、地下に浸透。周りの石灰岩を溶かして割れ目を大きくしていったものだ。

龍河洞内では、その多種多様な形成過程を間近で見ることができる。

■調子に乗って遅れると…「静寂の世界」

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序盤こそ比較的歩きやすいところが続くが3分の1を通り過ぎた辺りで変化。狭い道を通ることが増えてくる。ここまで来ると手をつかないわけにはいかず、場合によっては這って進むことも。

「10年前に比べて15キロは増えた」と語るNカメラマンも例外ではない。体勢を変えつつ、ゆっくりゆっくり進んでいく。

洞窟の中で男性の大きなお尻の進捗を見守る……東京ではまず経験できないであろう不思議なシチュエーションの中、待つしかなくなった記者は写真をパシャリ。

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彼と比較して、楽に通り抜けられるであろう自分の様子を写真におさめる。

しかし、これがが思わぬ事態を招く。手袋を外してスマホを操作している間に、先のふたりが思いの外先まで進んでしまったのだ。複雑に曲がっている洞窟の中、当然彼らの姿は見えず、声も聞こえない。まさに静寂の世界である。

「これが無音なのか……」と生まれて初めての感覚に戸惑いつつ、立ち尽くす記者。地下鉄とは比べ物にならないほどの「地球の内部にいる」不思議な感覚を味わった。

■謎の生物との会遇

洞窟内にはコウモリをはじめとする100種類以上の生物が存在する。取材を行なった3月初頭の時点では冬眠中のため彼らの姿は見つけられなかったが、面白い生物を他に発見。

その名も「カマドウマ」。ガイドさんによると、この「カマドウマ」は長きにわたって暗闇の中で生きてきたため視力が低下し、ほとんど見えていないのだとか。そんなことはさておき、かなり気持ち悪い。

その後、いくつかのスポットを通過し、「冒険コース」を無事ゴール。1時間強の旅だったが、身も心も満足だった。

■アクティビティにも最高!

途中、狭いところもたしかにあったが、2LサイズのカメラマンNでも完走できたこの洞窟。神秘的な空間を満喫できる上、アクティビティとしても十分に楽しめる。

また、ガイドの方が必ず案内してくれるので、初心者でも安心。最大12人程度のグループで洞窟探検を楽しむことができる。

唯一難点をあげるとすれば、石灰岩の上を這うため、膝や肘に内出血ができてしまう場合があることだろうか。それが気になる女性は、サポーターなどをつけて参加するとより安心かもしれない。

【龍河洞】

住所:高知県香美市土佐山田町逆川1424

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(寄稿/高知県情報サイト『高知家の◯◯』)

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