『スター・ウォーズ』日本人に出演オファー? 日本との意外な関係

『スター・ウォーズ』日本人に出演オファー? 日本との意外な関係

『スター・ウォーズ』日本人に出演オファー? 日本との意外な関係

(画像出典:Amazon)

今年で映像公開から40周年となる映画『スター・ウォーズ』。

7月15日に開催されたディズニーのイベント『D23 EXPO 2017』で、アメリカのふたつのディズニーパークに建設中の『スター・ウォーズ』ランドの正式名称が『スター・ウォーズ ギャラクシーズ・エッジ』に決定したことを発表。

12月15日にはエピソード8にあたるシリーズ最新作『スター・ウォーズ/最後のジェダイ』の公開を控えており、盛り上がりを見せている。

この映画『スター・ウォーズ』、じつは、日本の地名や文化に由来したモチーフが多い。例えば、2年前に公開された前作の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』の中の惑星名は、東京のある地名に由来している。

■東京の地名がモチーフ

前作の公開前に行われた記者会見では、J・J・エイブラムス監督が劇中の「タコダナ」という惑星を、高田馬場になぞらえたと説明した。

「僕が日本に来たときに泊まった宿が高田馬場にあった」との理由で名付けたのだそう。

監督の日本での思い出によって、東京の地名がハリウッド映画に登場する貴重なケースを生み出したようだ。

■日本が「スター・ウォーズ」に与えた影響

『スター・ウォーズ』に日本の要素を取り入れたのは「タコダナ」が初めてではない。

映画の中に登場する「ジェダイ」は侍をもとに作られており、ライトセーバーは日本の刀をイメージしている。

また、片手で持てるはずのライトセーバーでの戦い方を、体の前で両手持ちにして戦うものをジェダイの基本フォームとしていることも、日本の武士を意識したものなのだろう。

これらは、『スター・ウォーズ』の産みの親であるジョージ・ルーカス監督が黒澤明監督の大ファンであることから発想されたものである。

■日本人が出演する予定もあった

日本が与えた影響はほかにもある。黒澤監督作品に何度も出演している俳優・三船敏郎を、ルーカス監督はベン=ケノービ役とダース・ヴェィダー役で2回もオファーをしていたのだ。

子供向けの映画だと思っていた三船はそのオファーを断ったようだが、もし出演していれば日本による影響はより強くなっていただろう。

出演のオファーは叶わなかったが、劇中での設定で尊敬する黒澤監督を参考にしている点は残されている。その代表的な例がR2-D2とC3-POという2体のドロイドのコンビ。

2体が脱走して始まるエピソード4は『隠し砦の三悪人』という黒澤監督の映画の冒頭で、太平と又七が逃げ出すシーンをモデルにしたという。

ルーカス監督の黒澤監督への強い想いがつまっている「スター・ウォーズ」。40周年という節目の年に、日本との関係性を再確認してから鑑賞してみるのもいいのではないだろうか。

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(文/しらべぇ編集部・茨木)

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